二級建築士 過去問
令和元年(2019年)
問99 (学科4(建築施工) 問24)
問題文
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問題
二級建築士試験 令和元年(2019年) 問99(学科4(建築施工) 問24) (訂正依頼・報告はこちら)
- 設計数量は、設計図書に記載されている個数及び設計寸法から求めた長さ、面積、体積等の数量をいう。
- 所要数量は、定尺寸法による切り無駄や、施工上やむを得ない損耗を含んだ数量をいう。
- 計画数量は、設計図書に基づいた施工計画により求めた数量をいう。
- 共通仮設は、複数の工事種目に共通して使用する仮設をいう。
- 直接仮設は、工事種目ごとの工事科目で単独に使用する仮設をいう。
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この過去問の解説 (3件)
01
設計数量は、設計図書に記載されている個数や、設計寸法から求めた数量です。
2. 正しい記述です。
所要数量は、規格寸法のある材料を使って出る切り無駄などを含んだ数量です。
3. 正しい記述です。
計画数量は、設計図書に基づいた施工計画により求めた数量です。
4. 正しい記述です。
共通仮設は、建設する建物自体には関連しませんが、工事を適切に進めるために必要な、現場事務所、運搬、工事用電力・給排水設備などを指します。
5. 不適当な記述です。
直接仮設は、工事の際に直接必要となってくる仮設物の費用で、足場や養生を指します。
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02
設計数量は、コンクリート数量などの設計寸法などによる数量です。
2. 記述は正しいです
所要数量は、鉄筋量などの設計寸法に割増率を乗じた数量です。
3. 記述は正しいです
計画数量は、仮設費用などの設計には出てこない数量の事です。
4. 記述は正しいです
共通仮設は、仮設電気費や水道料などの一連の工事で間接的に必要な仮設の費用です。
5. 記述は誤りです
直接仮設は、足場費用ややり方費用などの一連の作業で直接的に必要な仮設の費用です。
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03
この問題のポイントは、それぞれの用語の中身をしっかり把握できているかというものになります。
「数量」の中の用語の内訳と、「仮設」の中の用語の内訳。
名前からある程度意味は予想がつきますが、問題を見ていきましょう。
設問のとおりです。
設計図書から数量を割り出して計算をして求めた数量のことです。
設問のとおりです。
工事において実際に使用する材料のことで、設計数量に材料のロス(切り無駄・損耗)を加えた数量が所要数量になります。
設問のとおりです。
設計図書に明記されていない部分で、工事の施工計画において計上される仮設や土工事などの数量を計画数量といいます。
設問のとおりです。
仮設トイレ・現場事務所・仮設電気・仮囲い・資材置き場などの工事を円滑に進めるための仮設設備のことをいいます。
工事完了後に撤去されるものでもあります。
間違いです。
足場や養生など、本体工事を行うのに直接必要になる仮設や作業を直接仮設といいます。
作業員や現場の安全性を確保するために不可欠なものです。
設問は専用仮設を指します。
建築積算の用語に対する問題でしたね。
主に「仮設」と「数量」ですが、「仮設」の中の内訳と「数量」の中の内訳をしっかりインプットしておくことで正誤判断が可能になります。
それぞれの内容を、イラスト等と一緒に覚えておくことが有効だと思います。
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