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二級建築士の過去問 令和2年(2020年) 学科1(建築計画) 問8

問題

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音に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
   1 .
音波は、波の伝搬方向と媒質粒子の振動方向が等しい縦波である。
   2 .
無限大の面音源から放射された音は、距離減衰することなく伝搬する。
   3 .
直接音と反射音の行路差が17m以上になると、エコー(反響)が生じる可能性がある。
   4 .
空気中の音速は、気温にかかわらず、340m/sである。
   5 .
音における聴感上の三つの要素は、音の大きさ、音の高さ、音色である。
( 二級建築士試験 令和2年(2020年) 学科1(建築計画) 問8 )
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この過去問の解説 (3件)

11

正解は4です。

各選択肢の解説は以下のとおりです。

1→設問のとおり正しいです。

音波とは、物体の振動によって空気などの弾性体に生じる疎密波のことです。

2→設問のとおり正しいです。

無限大の面音源の場合、音圧レベルは距離による減衰はありませんが、有限の面音源の場合は、面の大きさによっては、ある程度の距離まではほとんど距離減衰はありません。

3→設問のとおり正しいです。

エコー(反響)とは、発した音が反射面にぶつかり、反射音として返ることで、直接音と反射音の時間のずれが生じ、1つの音が2つ以上に聞こえる現象のことです。
音の経路差が17m以上ある時にエコー(反響)が生じます。

4→音速=331.5+0.6t(t:気温℃)で表され、気温によって変化します。

気温15℃で約340ⅿ/sとなり、気温が1℃高くなると0.6m/s速くなります。

よって、誤りです。

5→設問のとおり正しいです。

音の大きさについて人間の可聴範囲は20~20,000Hzですが、もっともよく聞こえるのは、3,000~4,000Hz付近となります。

付箋メモを残すことが出来ます。
6

正解は「空気中の音速は、気温にかかわらず、340m/sである。」です。

選択肢1. 音波は、波の伝搬方向と媒質粒子の振動方向が等しい縦波である。

正。気体や液体などを伝わる波は縦波です。

選択肢2. 無限大の面音源から放射された音は、距離減衰することなく伝搬する。

正。面音源からの音は減衰しません。

線音源は距離が2倍になると3db減衰、点音源は距離が2倍になると6db減衰します。

選択肢3. 直接音と反射音の行路差が17m以上になると、エコー(反響)が生じる可能性がある。

正。

反響は、直接音と反射音がずれて1つの音が2つ以上に聞こえることです。

行路差が17m以上になると反響が生じます。

選択肢4. 空気中の音速は、気温にかかわらず、340m/sである。

誤。音速は気温が高いほど速くなります。

式で表すと、「音速 = 331.5 + 0.6t」(t:温度℃)となります。

よって、気温によって音速は変わるので設問は間違いです。

選択肢5. 音における聴感上の三つの要素は、音の大きさ、音の高さ、音色である。

正。設問の通りです。

音の高さについて、人の耳で聞くことができる音は20~20000Hz(20kHz)です。

3

音の、原理を覚えて、問題に対応しましょう。

選択肢1. 音波は、波の伝搬方向と媒質粒子の振動方向が等しい縦波である。

記述の通りで正しいです。

選択肢2. 無限大の面音源から放射された音は、距離減衰することなく伝搬する。

記述の通りで正しいです。

選択肢3. 直接音と反射音の行路差が17m以上になると、エコー(反響)が生じる可能性がある。

記述の通りで正しいです。

選択肢4. 空気中の音速は、気温にかかわらず、340m/sである。

音速は、気温が高くなるほど早くなるという公式があるので、記述は誤りです。

選択肢5. 音における聴感上の三つの要素は、音の大きさ、音の高さ、音色である。

記述の通りで正しいです。

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