二級建築士の過去問
令和2年(2020年)
学科4(建築施工) 問14
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問題
二級建築士試験 令和2年(2020年) 学科4(建築施工) 問14 (訂正依頼・報告はこちら)
補強コンクリートブロック造工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 耐力壁の縦筋は、基礎コンクリート打込み時に移動しないように、仮設の振れ止めと縦筋上部とを固定した。
- 直交壁がある耐力壁の横筋の端部は、その直交壁の横筋に重ね継手とした。
- ブロック積みは、中央部から隅角部に向かって、順次水平に積み進めた。
- 押し目地仕上げとするので、目地モルタルの硬化前に、目地ごてで目地ずりを行った。
- 吸水率の高いブロックを使用するブロック積みに先立ち、モルタルと接するブロック面に、適度な水湿しを行った。
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この過去問の解説 (2件)
01
正解は3です。
最も不適当なものを選びます。
1. 記述は正しいです。
耐力壁の縦筋は、基礎コンクリート打込み時に移動しないように、仮設の振れ止めと縦筋上部とを固定します。
2. 記述は正しいです。
直交壁がある耐力壁の横筋の端部は、その直交壁の横筋に重ね継手とします。
3. 記述は誤りです。
ブロック積みは、水糸にそって、隅角部から中央部に向かって、順次水平に行います。また、縦目地空洞部には、ブロック2段ごとにモルタルを充填し、ブロックの1日の積上げ高さは1.6m(8段)以下とします。
4. 記述は正しいです。
押し目地仕上げとするので、目地モルタルの硬化前に、目地ごてで目地ずりを行います。
5. 記述は正しいです。
吸水率の高いブロックを使用するブロック積みに先立ち、モルタルと接するブロック面に、適度な水湿しを行います。
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02
正解は3です。各選択肢の解説は以下のとおりです。
1→設問の内容は正しいです。縦配筋の上下端は臥梁や基礎に定着させます。
2→設問の内容は正しいです。直交壁がある場合、直交壁に定着させるか、直交壁の横筋に重ね継手とします。
3→ブロック積みは隅角部から中央部に向かって行うため、設問の内容は誤りです。
4→設問の内容は正しいです。押し目地仕上げでは、目地モルタルが硬化する前に目地ごてで押さえます。
5→設問の内容は正しいです。モルタルに接するブロック面は適度に水湿しを行います。
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