二級建築士 過去問
令和2年(2020年)
問89 (学科4(建築施工) 問14)
問題文
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問題
二級建築士試験 令和2年(2020年) 問89(学科4(建築施工) 問14) (訂正依頼・報告はこちら)
- 耐力壁の縦筋は、基礎コンクリート打込み時に移動しないように、仮設の振れ止めと縦筋上部とを固定した。
- 直交壁がある耐力壁の横筋の端部は、その直交壁の横筋に重ね継手とした。
- ブロック積みは、中央部から隅角部に向かって、順次水平に積み進めた。
- 押し目地仕上げとするので、目地モルタルの硬化前に、目地ごてで目地ずりを行った。
- 吸水率の高いブロックを使用するブロック積みに先立ち、モルタルと接するブロック面に、適度な水湿しを行った。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は3です。
最も不適当なものを選びます。
1. 記述は正しいです。
耐力壁の縦筋は、基礎コンクリート打込み時に移動しないように、仮設の振れ止めと縦筋上部とを固定します。
2. 記述は正しいです。
直交壁がある耐力壁の横筋の端部は、その直交壁の横筋に重ね継手とします。
3. 記述は誤りです。
ブロック積みは、水糸にそって、隅角部から中央部に向かって、順次水平に行います。また、縦目地空洞部には、ブロック2段ごとにモルタルを充填し、ブロックの1日の積上げ高さは1.6m(8段)以下とします。
4. 記述は正しいです。
押し目地仕上げとするので、目地モルタルの硬化前に、目地ごてで目地ずりを行います。
5. 記述は正しいです。
吸水率の高いブロックを使用するブロック積みに先立ち、モルタルと接するブロック面に、適度な水湿しを行います。
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02
正解は3です。各選択肢の解説は以下のとおりです。
1→設問の内容は正しいです。縦配筋の上下端は臥梁や基礎に定着させます。
2→設問の内容は正しいです。直交壁がある場合、直交壁に定着させるか、直交壁の横筋に重ね継手とします。
3→ブロック積みは隅角部から中央部に向かって行うため、設問の内容は誤りです。
4→設問の内容は正しいです。押し目地仕上げでは、目地モルタルが硬化する前に目地ごてで押さえます。
5→設問の内容は正しいです。モルタルに接するブロック面は適度に水湿しを行います。
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03
補強コンクリートブロック造工事に関する記述で、誤っているものを選びます。
コンクリートブロックの壁は、縦筋を立ち上げたコンクリート基礎の上に積み上げます。
その基礎コンクリート打込み時に鉄筋が動かないように仮設の振れ止めを設置します。
仮設の振れ止めと縦筋上部とを固定とあり、設問の記述は正しいです。
公共工事標準仕様書の補強コンクリートブロック造に、
「横筋は、壁端部の縦筋に 180°フックによりかぎ掛けとする。ただし、直交壁がある場合は、直交壁に定着又は直交壁の横筋に重ね継手とする」とあります。
よって、設問の記述は正しいです。
ブロック積みは、隅角部から中央部に向かって積んでいきます。
よって、設問の記述は誤りです。
公共工事標準仕様書の補強コンクリートブロック造の目地仕上げについて、
「目地モルタルが硬化する前に、目地こてで押さえる」とあります。
よって、設問の記述は正しいです。
公共工事標準仕様書に、
「モルタルと接するブロックの面は、モルタルの練り混ぜ水を過度に吸収しないように、適度に水湿しを行う」とあります。
よって、設問の記述は正しいです。
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