二級建築士 過去問
令和2年(2020年)
問90 (学科4(建築施工) 問15)

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問題

二級建築士試験 令和2年(2020年) 問90(学科4(建築施工) 問15) (訂正依頼・報告はこちら)

木造軸組工法における接合金物とその用途との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
  • かど金物 ―――― 引張りを受ける柱の上下の接合
  • 短ざく金物 ――― 上下階の柱相互の接合
  • かね折り金物 ―― 通し柱と胴差の取り合い
  • 折曲げ金物 ――― 小屋組の隅角部の補強
  • ひねり金物 ――― 垂木と軒桁の接合

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。各選択肢の解説は以下のとおりです。

1→設問の内容は正しいです。かど金物は柱上下の接合に用いられます。

2→設問の内容は正しいです。短冊金物は、上下階の柱相互の接合に用いられます。

3→設問の内容は正しいです。かね折り金物は通し柱と胴差の取り合いに用いられます。

4→折り曲げ金物は垂木と軒桁の接合に用いられるため、設問の内容は誤りです。小屋組みの隅角部の補強には火打金物が用いられます。

5→設問の内容は正しいです。ひねり金物は垂木と軒桁の接合に用いられます。

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02

正解は4です。

最も不適当なものを選びます。

1. 記述は正しいです。

「かど金物」は、引張りを受ける柱と土台・横架材の接合に用いられます。

2. 記述は正しいです。

3. 記述は正しいです。

4. 記述は誤りです。

「折曲げ金物」は、垂木と軒桁または母屋の接合に用いるものです。

5. 記述は正しいです。

「ひねり金物」は、垂木と軒桁の接合に用いられます。

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03

木造軸組工法における接合金物とその用途の組合せで、誤っているものを選びます。

選択肢1. かど金物 ―――― 引張りを受ける柱の上下の接合

かど金物とは、柱と、土台や梁などの横架材を接合するヶ所の補強に使われる金物です。

柱の引き抜きに対する補強材なので、設問の組合せは正しいです。

選択肢2. 短ざく金物 ――― 上下階の柱相互の接合

短ざく金物は柱や梁の継手の補強に使われる金物です。

よって、設問の組合せは正しいです。

選択肢3. かね折り金物 ―― 通し柱と胴差の取り合い

かね折り金物とは、直角に折れ曲がった金物で、建物の角の通し柱と、2階以上の床の高さに入る胴差と呼ばれる横架材の、接合部の補強に使用されます。

よって、設問の組合せは正しいです。

選択肢4. 折曲げ金物 ――― 小屋組の隅角部の補強

折曲げ金物は、垂木と、母屋や軒桁と言った横架材との接合部に使われる補強材で、主に強風による屋根の吹き上げに対する補強材です。

ひねり金物も同様の用途で使用されます。

よって、設問の組合せは誤りです。

選択肢5. ひねり金物 ――― 垂木と軒桁の接合

ひねり金物は、垂木と、母屋や軒桁と言った横架材との接合部に使われる補強材で、主に強風による屋根の吹き上げに対する補強材です。

折曲げ金物も同様の用途で使用されます。

よって、設問の組合せは正しいです。

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