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二級建築士の過去問 令和2年(2020年) 学科4(建築施工) 問18

問題

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左官工事、タイル工事及び石工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
   1 .
セメントモルタル塗りにおいて、練り混ぜは機械練りとし、1回に練り混ぜる量は60分以内に使い切れる量とした。
   2 .
屋内のセルフレベリング材塗りにおいて、材料が硬化するまでの間は、通風を避けるために窓や開口部をふさいだ。
   3 .
コンクリート外壁へのタイル張りにおいて、下地のひび割れ誘発目地及び各階の水平打継ぎ部の目地の位置に、タイル面の伸縮調整目地を設けた。
   4 .
密着張りによるタイル張りにおいて、張付けモルタルはこて圧をかけずに1層で塗り付けた。
   5 .
乾式工法による石張りにおいて、石材は、特記がなかったので、形状は正方形に近い矩形で、1枚の面積は0.8m2以下のものを用いた。
( 二級建築士試験 令和2年(2020年) 学科4(建築施工) 問18 )
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この過去問の解説 (2件)

11

正解は4です。

最も不適当なものを選びます。

1. 記述は正しいです。

 セメントモルタル塗りにおいて、練り混ぜは機械練りとし、1回に練り混ぜる量は60分以内に使い切れる量とします。

2. 記述は正しいです。

 屋内のセルフレベリング材塗りにおいて、材料が硬化するまでの間は、通風を避けるために窓や開口部をふさぎます。

 液状に近い材料であるセルフレベリング材を流し込む時や施工後の硬化する前に通風を与えてしまうと、セルフレベリング材の表面部分だけが動いて硬化後にしわが発生したり、気泡跡が残ることがあるので、セルフレベリング材を流し込む時や施工後の硬化するまではできるだけ通風をなくしたほうが好ましいです。

3. 記述は正しいです。

 コンクリート外壁へのタイル張りにおいて、下地のひび割れ誘発目地及び各階の水平打継ぎ部の目地の位置に、タイル面の伸縮調整目地を設けます。

4. 記述は誤りです。

 「密着張りによるタイル張り」においては、

⑴平滑に下地モルタルを塗布し、

⑵くし目コテを使い4〜6mm程度の均ーな厚みで、張付けモルタルを下地に塗り付け、

⑶上から順に下地に押し付けるようにタイルを張ります。

全工程では圧力をかけながら行うことが重要です。

5. 記述は正しいです。

付箋メモを残すことが出来ます。
5

正解は4です。各選択肢の解説は以下のとおりです。

1→設問の内容は正しいです。

モルタルの練り混ぜについては原則として機械練りとし、1回の練り混ぜ量は60分以内に使いきれる量とします。

2→設問の内容は正しいです。

セルフレベリング剤を塗った後、硬化するまでは窓や開口部をふさぐ必要があります。

3→設問の内容は正しいです。

下地のひび割れ誘発目地や打ち継ぎ目地の位置には伸縮目地を設けます。

4→密着張りは、張付けモルタルを2層に分けて塗り付け、1層目はこて圧をかけて塗り付けます。

よって設問の内容は誤りです。

5→設問の内容は正しいです。

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