二級建築士の過去問 令和2年(2020年) 学科4(建築施工) 問20
この過去問の解説 (2件)
正解は5です。各選択肢の解説は以下のとおりです。
1→設問の内容は正しいです。
コンクリート系下地への取付の場合、サッシアンカーをコンクリートに固定された鉄筋類に溶接または下地金物にねじ等で留め付けます。
2→設問の内容は正しいです。
外部に面する網入り板ガラスなどの下辺小口および縦小口下端より1/4の高さには、ガラス用防錆塗料か防錆テープを用いて防錆処置を行います。
3→設問の内容は正しいです。
ガラスブロック積について、外部に面する下枠の溝には径6㎜以上の水抜き孔を、1.0〜1.5m間隔に設けます。
4→設問の内容は正しいです。
ビニル床シートの貼付け後の目地処理をする場合の工法は、突起がない場合、熱溶接工法とします。
5→石膏ボードの直張り工法について、石膏ボード張り付け後、仕上げ材に通気性のある布系壁紙等を使用する場合は7日、通気性のない塗装やビニルクロスを使用する場合は20日以上、養生期間をとる必要があります。
よって設問の内容では20日以上の養生期間が必要なため、誤りです。
正解は5です。
最も不適当なものを選びます。
1. 記述は正しいです。
アルミニウム製建具のコンクリート躯体への取り付けにおいて、建具側のアンカーとあらかじめコンクリートに埋め込んだ溶接下地金物とを溶接により固定します。
2. 記述は正しいです。
外部に面する網入り板ガラスなどの下辺小口および縦小口下端より1/4の高さには、ガラス用防錆塗料または防錆テープを用い防錆処置を行います。
3. 記述は正しいです。
4. 記述は正しいです。
ビニル床シートを張付け後、熱溶接工法によって目地処理を行います。
5. 記述は誤りです。
直張り用接着剤の乾燥期間は、せっこうボード表面への仕上材に通気性がある場合、7日間とし、通気性のない場合は20日間以上とします。
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