二級建築士の過去問
令和3年(2021年)
学科4(建築施工) 問15
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問題
二級建築士試験 令和3年(2021年) 学科4(建築施工) 問15 (訂正依頼・報告はこちら)
木工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 構造材に用いる製材の品質は、JASに適合する構造用製材若しくは広葉樹製材、又はこれらと同等以上の性能を有するものとする。
- 根太を設けた床組の床下地板にパーティクルボードを使用する場合は、厚さ12mm以上のものを用いる。
- 建入れ直し後の建方精度の許容値は、特記がなければ、垂直、水平の誤差の範囲を1/1,000以下とする。
- 合板とは、木材を薄くむいた1.0~5.5mmの単板を繊維方向に1枚ごと直交させ、奇数枚を接着剤で貼り合わせて1枚の板としたものである。
- 合板等の釘打ちについて、長さの表示のない場合の釘の長さは、打ち付ける板厚の2.5倍以上を標準とする。
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この過去問の解説 (3件)
01
構造材に用いる製材の品質は、JASに適合する構造用製材もしくは広葉樹製材、またはこれらと同等以上の性能を有するものとします。
2:誤。
根太を設けた床組の床下地板にパーティクルボードを使用する場合は、厚さ15mm以上とします。また、合板下地板の場合は12mm以上(根太を用いない床組の場合は24mm以上)とします。
盾入れ直し後の建方制度の許容値は、特記がなければ、垂直・水平の誤差の範囲は1/1000以下とします。
4:正。
合板とは、木材を薄くむいた単板を繊維方向を1枚ごと交互に直交させ、奇数枚を貼り合わせたものです。
方向による強さの差や乾湿による狂いが少ないという特徴があります。
5:正。
釘の長さは、打ち付ける板厚の2.5倍以上とします。また、釘径に関しては、板厚の1/6以下とします。
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02
最も不適当な選択肢は、
「根太を設けた床組の床下地板にパーティクルボードを使用する場合は、厚さ12mm以上のものを用いる。」
です。
床下地板の厚さは、パーティクルボードを使用する場合は厚さ15mm以上とします。
なお、合板を使用する場合は12mm以上とします。
各選択肢の解説は以下のとおりです。
正しい選択肢です。
構造材に用いる製材の品質は、「JASに適合する構造用製材・広葉樹製材・これらと同等以上の性能」のいずれかとします。
不適当な選択肢です。
床下地板の厚さは、パーティクルボードを使用する場合は厚さ15mm以上、合板を使用する場合は12mm以上とします。
正しい選択肢です。
建入れ直し後の建方精度の許容値は、特記がなければ、垂直・水平の誤差の範囲を1/1,000以下とします。
正しい選択肢です。
合板とは、木材を薄くむいてできた単板を繊維方向に1枚ずつ直交させ、接着剤で貼り合わせて1枚の板にしたものです。
正しい選択肢です。
釘の長さは、板厚の2.5~3倍を標準とします。
また、板厚10mm以下の場合は4倍を標準とします。
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03
木工事に関する問題です。
正しい内容です。
構造材に用いる製材の品質は、製材のJASに適合する構造用製材若しくは広葉樹製材、又はこれらと同等以上の性能を有するものとします。
不適当な内容です。
根太を設けた床組の床下地板にパーティクルボードを使用する場合は、厚さ「15mm以上」のものまたはJASに適合する構造用パネルを用います。
正しい内容です。
建入れ直し後の建方精度の許容値は、特記がなければ、垂直、水平の誤差の範囲を1/1,000以下とします。
正しい内容です。
合板とは、木材を薄くむいた1.0~5.5mmの単板を繊維方向に1枚ごと直交させ、奇数枚を接着剤で貼り合わせて1枚の板としたもののことです。
正しい内容です。
釘径は、板厚の1/6以下とし、長さの表示がない場合の釘の長さは、打ち付ける板厚の2.5倍以上とします。
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