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二級建築士の過去問 令和4年(2022年) 学科3(建築構造) 問8

問題

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構造計算における風圧力と最も関係のないものは、次のうちどれか。
   1 .
建築物の高さ
   2 .
建築物の屋根面の勾配
   3 .
建築物の壁面における開放(充分大きな面積の開口)の有無
   4 .
建設地の地盤周期
   5 .
建設地から海岸線までの距離
( 二級建築士試験 令和4年(2022年) 学科3(建築構造) 問8 )
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この過去問の解説 (2件)

8

風圧力wは下式で算定されます。

w = q × Cf

qは速度圧、Cfは風力係数です。

風力係数Cfは、風向や「建築物の屋根面の勾配」、「建築物の壁面における開放(充分大きな面積の開口)の有無」などから算定します。

速度圧qは下式で算定されます。

q = 0.6 × E × Vo2

Eは速度圧の高さ方向の分布、Voは基準風速です。

速度圧の高さ方向の分布Eは、平均風速の高さ方向の分布を示す係数Erとガスト影響係数Gfから算定します。

平均風速の高さ方向の分布を示す係数Erとガスト影響係数Gfは「建築物の高さ」、軒の高さ、地表面粗度区分から計算します。

地表面粗度区分は、地表面の地形を区分する指標で、都市計画区域か、「建設地から海岸線までの距離」等から算定します。

以上のように、風圧力の算定には、建築物の高さ、軒部の高さ、屋根形状、屋根面の勾配、壁面の開口、建設地から海岸線までの距離などが必要です。

選択肢1. 建築物の高さ

平均風速の高さ方向の分布を示す係数Erや、ガスト影響係数Gfに関係します。

選択肢2. 建築物の屋根面の勾配

風力係数Cfに関係します。

選択肢3. 建築物の壁面における開放(充分大きな面積の開口)の有無

風力係数Cfに関係します。

選択肢4. 建設地の地盤周期

地震力を算定する際に用いる振動特性係数Rtに関係します。風圧力とは関係ありません

選択肢5. 建設地から海岸線までの距離

地表面粗度区分の算定に関係します。

付箋メモを残すことが出来ます。
0

風圧力wは「w=q×Cf」(q:速度圧、Cf:風力係数)です。

速度圧qは「q=0.6×E×Vo2」(E:速度圧の高さ方向の分布、Vo:基準風速)です。

風力係数Cfは、風向や建築物の屋根面の勾配、建築物の壁面における開放(充分大きな面積の開口)の有無に関係します。

速度圧の高さ方向の分布Eは、平均風速の高さ方向の分布を示す係数Erとガスト影響係数Gfに関係します。

平均風速の高さ方向の分布を示す係数Erとガスト影響係数Gfは、建築物の高さ、軒の高さ、地表面粗度区分に関係します。

地表面粗度区分は、地表面の地形を区分する指標で、都市計画区域か、建設地から海岸線までの距離等に関係します。

選択肢1. 建築物の高さ

正。

平均風速の高さ方向の分布を示す係数Erとガスト影響係数Gfに関係します。

選択肢2. 建築物の屋根面の勾配

正。

風力係数Cfは、風向や建築物の屋根面の勾配に関係します。

選択肢3. 建築物の壁面における開放(充分大きな面積の開口)の有無

正。

風力係数Cfは、建築物の壁面における開放(充分大きな面積の開口)の有無に関係します。

選択肢4. 建設地の地盤周期

誤。

風圧力とは関係ありません。

建設地の地盤周期は、地震力に関係します。

選択肢5. 建設地から海岸線までの距離

正。

地表面粗度区分は、建設地から海岸線までの距離に関係します。

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