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二級建築士の過去問 令和4年(2022年) 学科3(建築構造) 問10

問題

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木造建築物の部材の名称とその説明との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
   1 .
地貫 ―――― 床板の下端などを受けるために、柱の根元近くに入れる貫
   2 .
根太掛け ―― 柱の横や土台の側面に取り付けて、根太の端部を受ける横材
   3 .
雨押 ―――― 外壁と開口部の上枠、下屋と外壁の立上りの取り合いなどに取り付ける雨水の浸入を防ぐための板
   4 .
額縁 ―――― 窓や出入口の枠と壁との境目を隠すために取り付ける材
   5 .
面戸板 ――― 垂木の振れ止めと軒先の瓦の納まりを目的とする垂木の先端に取り付ける幅広の部材
( 二級建築士試験 令和4年(2022年) 学科3(建築構造) 問10 )
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この過去問の解説 (2件)

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木造建築物の部材の名称は独特な名前が多いです。部材の名称、場所、部材の役割をセットにして覚えましょう。

実際の建物や模型をイメージしながら覚えていく方法も有効です。

選択肢1. 地貫 ―――― 床板の下端などを受けるために、柱の根元近くに入れる貫

正しい選択肢です。

貫は柱と柱の間に取り付ける部材のことで、壁や床を補強する役割があります。

貫の中でも柱の根元近くに取り付ける部材は地貫と言います。

選択肢2. 根太掛け ―― 柱の横や土台の側面に取り付けて、根太の端部を受ける横材

正しい選択肢です。

根太掛けは柱や土台の側面に取り付ける木材で、根太の端部を支える役割があります。

選択肢3. 雨押 ―――― 外壁と開口部の上枠、下屋と外壁の立上りの取り合いなどに取り付ける雨水の浸入を防ぐための板

正しい選択肢です。

雨押(あまおさえ)は外壁〜屋根・庇の取り合いに取り付ける板で、外壁を伝って落ちてきた雨水が建物内に侵入することを防ぐ部材です。

なお、下屋(げや)は大屋根とは別に1階部分に取り付ける屋根のことで、差し掛け屋根とも呼ばれます。

選択肢4. 額縁 ―――― 窓や出入口の枠と壁との境目を隠すために取り付ける材

正しい選択肢です。

額縁は窓や開口部の周りに取り付ける部材で、サッシや壁の境界をすっきりと納める役割があります。

選択肢5. 面戸板 ――― 垂木の振れ止めと軒先の瓦の納まりを目的とする垂木の先端に取り付ける幅広の部材

不適当な組み合わせです。

面戸板は垂木と軒桁の隙間を埋める部材で、害虫や雨・風の侵入を防ぐ役割があります。

設問は広小舞の説明です。

付箋メモを残すことが出来ます。
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部材の名称とその役割をしっかりと理解しましょう。

選択肢1. 地貫 ―――― 床板の下端などを受けるために、柱の根元近くに入れる貫

正。

貫とは、柱と柱の間に取り付ける部材です。柱の根本近くに入れる貫を「地貫」といいます。

貫には取り付ける位置によって胴貫、内法貫、天井貫などがあります。

選択肢2. 根太掛け ―― 柱の横や土台の側面に取り付けて、根太の端部を受ける横材

正。

「根太掛け」は、名前の通り根太を掛ける材です。柱の横や土台の側面に取り付けて、根太の端部を支えます。

選択肢3. 雨押 ―――― 外壁と開口部の上枠、下屋と外壁の立上りの取り合いなどに取り付ける雨水の浸入を防ぐための板

正。

「雨押」は、外壁と開口部の上枠、下屋と外壁の立上りの取り合いなどに取り付ける板です。

名前から想像できるように、雨水の浸入を防ぎます。

選択肢4. 額縁 ―――― 窓や出入口の枠と壁との境目を隠すために取り付ける材

正。

「額縁」は、窓や出入口の枠と壁との境目を隠すために取り付ける材です。

絵画の額縁のように、窓を囲むような形となります。

選択肢5. 面戸板 ――― 垂木の振れ止めと軒先の瓦の納まりを目的とする垂木の先端に取り付ける幅広の部材

誤。

「面戸板」は垂木と軒桁の隙間を埋める部材です。害虫や雨、風の侵入を防ぐためのものです。

選択肢の説明は「広小舞」の説明になります。

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