二級建築士の過去問
令和4年(2022年)
学科3(建築構造) 問22
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
二級建築士試験 令和4年(2022年) 学科3(建築構造) 問22 (訂正依頼・報告はこちら)
断面積が7,850mm2のコンクリートの円柱供試体(圧縮強度試験用供試体)に荷重を加えて圧縮強度試験を行ったところ、282.6kNで最大荷重に達したのち荷重は減少し、251.2kNで急激に耐力が低下した。このコンクリートの圧縮強度として、正しいものは、次のうちどれか。
- 24.0 N/mm2
- 28.0 N/mm2
- 32.0 N/mm2
- 36.0 N/mm2
- 40.0 N/mm2
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (2件)
01
コンクリートは鉄などに比べてもろい(脆性)材料なので、最大荷重まで達した後、耐力が低下しながら変形が大きくなり破壊します。
そのため、コンクリートの圧縮強度は最大荷重に達した時点の圧縮強度となります。
強度の単位はN/mm2であり、荷重 ÷ 面積で求めることができます。
荷重282.6 kN = 282,600 N、断面積7,850mm2なので、
圧縮強度 = 282,600 N / 7,850mm2 = 36 N/mm2
以上より、このコンクリートの圧縮強度は36 N/mm2です。
供試体の圧縮強度の計算に関する問題は初めての出題ですが、考え方や計算式はシンプルなものとなっています。
見慣れない問題だからといって早々に諦めるのではなく、内容をよく読んで問題を解くようにしましょう。
参考になった数11
この解説の修正を提案する
02
コンクリートの圧縮強度は、最大荷重に達した時点の圧縮強度となります。
「N/mm2」に当てはめて解いていくと、
282600N / 7850mm2=36N/mm2となります。
参考になった数4
この解説の修正を提案する
前の問題(問21)へ
令和4年(2022年)問題一覧
次の問題(問23)へ