二級建築士 過去問
令和4年(2022年)
問76 (学科4(建築施工) 問1)
問題文
次の用語のうち、ネットワーク工程表に最も関係のないものはどれか。
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
二級建築士試験 令和4年(2022年) 問76(学科4(建築施工) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
次の用語のうち、ネットワーク工程表に最も関係のないものはどれか。
- ノード
- アロー
- バーチャート
- EST
- フロート
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
ネットワーク工程表とは、作業工程を矢印と丸印の結び付きによって表した工程表です。
工事の全体像や各工事の関係性が把握しやすく、工事進捗の管理をしやすいことが特徴です。
ノードとは、矢印の結合点である丸印のことです。
ネットワーク工程表で使用します。
アローとは、作業を表す矢印のことです。
ネットワーク工程表で使用します。
バーチャートとは、縦軸に「作業項目」、横軸に「時間」をとり、各作業の開始から終了までを棒(バー)で表したチャートのことです。
バーチャート工程表で採用するものであり、ネットワーク工程表では使用しません。
ESTとは最早開始時刻のことで、その作業が開始できる最も早い時刻のことです。
ネットワーク工程表で使用します。
EST:Earliest Start Time(直訳:最も早い開始時刻)
フロートとは、作業の余裕時間のことです。
ネットワーク工程表で使用します。
参考になった数14
この解説の修正を提案する
02
ネットワーク工程表に関する問題です。
正答
ノードとは、ネットワーク工程表における作業間の結合点や始点・終点を示す印のことです。
正答
アローとは、ネットワーク工程表における施工内容の矢印のことです。
誤答
バーチャートとは、横軸に暦日を取り各施工の期間を防戦で表す工程表の手法の1つです。ネットワーク工程表とは無関係です。
正答
ESTとは、ネットワーク工程表における作業が最も早く着手できる最早開始時刻のことです。
正答
フロートとは、ネットワーク工程表における作業の余裕時間のことです。
参考になった数4
この解説の修正を提案する
03
ネットワーク工程表に最も関係のないものは「バーチャート」です。
この選択肢は正しいです。
ネットワーク工程表(PERTやCPM)で使われる、イベントや活動の始まりや終わりを示す点のことです。
この選択肢は正しいです。
活動を示す矢印で、ノードとノードをつなぎます。
この選択肢は不適当です。
ガントチャートとも呼ばれ、活動の開始と終了を示す棒グラフで視覚的にプロジェクト計画を表現したものです。
ネットワーク工程表とは異なるタイプのスケジュール管理方法です。
この選択肢は正しいです。
Earliest Start Timeのことで、最早開始時刻、ネットワーク工程表で活動が最も早く開始できる時刻を示します。
この選択肢は正しいです。
浮き時間とも呼ばれ、ネットワーク工程表で予定通りにプロジェクトを完了するために利用できる余裕時間です。
参考になった数2
この解説の修正を提案する
前の問題(問75)へ
令和4年(2022年) 問題一覧
次の問題(問77)へ