二級建築士の過去問
令和4年(2022年)
学科4(建築施工) 問3
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問題
二級建築士試験 令和4年(2022年) 学科4(建築施工) 問3 (訂正依頼・報告はこちら)
建築工事等に関する次の届又は報告のうち、労働基準監督署長あてに提出するものとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
- クレーン設置届
- 建設用リフト設置届
- 特定建設作業実施届出書
- 安全管理者選任報告
- 特定元方事業者の事業開始報告
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この過去問の解説 (2件)
01
届出関係の設問は、どういった目的で、何を防ぐために提出するか、という視点で考えると理解しやすいです。
労働基準監督は、労働者の安全・健康の確保や労働者の賃金不払い等の対応など、労働者を守る事を視点としています。
そのため、クレーンや建設用リフトなどの労働者が使用する重機、労働者を管理する安全管理者、労働者を雇用する特定元方事業者に関する届出などは、労働基準監督署長への提出となります。
一方、特定建設作業実施届出書は、周辺住民の生活環境を守るために工事の騒音・振動を規制するという視点です。
周辺住民に関連するものなので、住民の代表、すなわち市町村長あてに提出となります。
正しい選択肢です。
クレーン設置届は、労働基準監督署長あてに提出します。
正しい選択肢です。
建設用リフト設置届は、労働基準監督署長あてに提出します。
不適当な選択肢です。
特定建設作業実施届出書は、市町村長あてに提出します。
正しい選択肢です。
安全管理者選任報告は、労働基準監督署長あてに提出します。
正しい選択肢です。
特定元方事業者の事業開始報告は、労働基準監督署長あてに提出します。
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02
届出・報告に関する問題です。
正答
クレーン設置届は労働基準監督署長に提出します。
正答
建設用リフト設置届は労働基準監督署長に提出します。
誤答
特定建設作業実施届出書は市町村長に提出します。
正答
安全管理者選任報告は労働基準監督署長に提出します。
正答
特定元方事業者の事業開始報告は労働基準監督署長に提出します。
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