二級建築士の過去問
令和4年(2022年)
学科4(建築施工) 問20
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問題
二級建築士試験 令和4年(2022年) 学科4(建築施工) 問20 (訂正依頼・報告はこちら)
建具工事、ガラス工事及び内装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 木造の一戸建て住宅のバルコニーにおいて、FRP系塗膜防水工事の後のアルミニウム製建具の取付けにより、建具釘打ちフィンと下地の間に隙間が生じたので、パッキン材を挟んだ。
- ガラスブロック積みにおいて、特記がなかったので、平積みの目地幅の寸法を10mmとした。
- 地下部分の最下階の床にゴム床タイルを張り付けるに当たり、エポキシ樹脂系の接着剤を使用した。
- 壁紙の張付け工事において、壁紙のホルムアルデヒド放散量について、特記がなかったので、壁紙はホルムアルデヒド放散量の等級が「F☆☆☆☆」のものを用いた。
- 高さが2.1mの木製開き戸を取り付けるに当たり、特記がなかったので、木製建具用丁番を2枚使用した。
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この過去問の解説 (2件)
01
最も不適当な選択肢は、
「高さが2.1mの木製開き戸を取り付けるに当たり、特記がなかったので、木製建具用丁番を2枚使用した。」です。
高さが2m以上の建具の場合、丁番を3枚使用します。
各選択肢の解説は以下のとおりです。
正しい選択肢です。
建具の取付けによって建具と建具取付け下地に隙間が生じた場合は、建具釘打ちフィンの裏側にパッキン材を設けます。
正しい選択肢です。
ガラスブロックの平積みの目地幅の寸法は、8~15mmを目安とします。
正しい選択肢です。
エポキシ樹脂系の接着剤は、耐久性や耐水性に優れています。
地下部分の最下階など、湿気が生じやすい床に適しています。
正しい選択肢です。
壁紙のホルムアルデヒド放散量は、特記に記載のものとします。
特記の記載が無い場合は、「F☆☆☆☆」とします。
不適当な選択肢です。
建具に取り付ける丁番は、建具の高さが2m以上ある場合は3枚、2m未満の場合は2枚使用します。
選択肢は高さ2.1mの建具なので、丁番は3枚使用します。
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02
建具工事、ガラス工事、内装工事に関する問題です。
正しい内容です。
アルミニウム製建具の取付けにおいて、建具釘打ちフィンと下地の間に隙間が生じた場合には、フィンの裏側にパッキン材を設けます。
正しい内容です。
ガラスブロック積みの目地幅は、特記がないときは、平積みの場合8㎜以上15㎜以下とします。
正しい内容です。
ゴム床タイル用接着剤は、地下部分の最下階の場合はエポキシ樹脂系又はウレタン樹脂系を使用します。
正しい内容です。
壁紙のホルムアルデヒド放散量は、特記がなければF☆☆☆☆とします。
誤った内容です。
木製建具用丁番の枚数は、建具高さ2.0m未満は2枚、2.0m以上2.4m以下は3枚とします。
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