二級建築士の過去問
令和4年(2022年)
学科4(建築施工) 問24

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問題

二級建築士試験 令和4年(2022年) 学科4(建築施工) 問24 (訂正依頼・報告はこちら)

建築積算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 共通仮設は、複数の工事種目に共通して使用する仮設をいう。
  • 直接仮設は、工事種目ごとの複数の工事科目に共通して使用する仮設をいう。
  • 専用仮設には、コンクリート足場が含まれる。
  • 直接仮設には、遣方(やりかた)や墨出しが含まれる。
  • 共通仮設には、土工事における山留めが含まれる。

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この過去問の解説 (2件)

01

最も不適当な選択肢は、

「共通仮設には、土工事における山留めが含まれる。」です。

土工事における山留めは、共通仮設ではなく土工事に含みます。

各選択肢の解説は以下のとおりです。

選択肢1. 共通仮設は、複数の工事種目に共通して使用する仮設をいう。

正しい選択肢です。

共通仮設とは、工事全体で使用する仮設物や安全管理の要員のことで、準備費、仮設建物費、動力用水光熱費などが含まれます。

選択肢2. 直接仮設は、工事種目ごとの複数の工事科目に共通して使用する仮設をいう。

正しい選択肢です。

直接仮設とは、複数の工事科目で使われる仮設のことで、足場、養生、仮設材の運搬などが含まれます。

選択肢3. 専用仮設には、コンクリート足場が含まれる。

正しい選択肢です。

専用仮設とは、1つの工事科目で単独に使用する仮設で、コンクリート足場などのことです。

選択肢4. 直接仮設には、遣方(やりかた)や墨出しが含まれる。

正しい選択肢です。

直接仮設には、遣方、墨出し、足場、躯体支保工、災害防止、養生、屋内整理清掃片付け、仮設材の運搬などが含まれます。

選択肢5. 共通仮設には、土工事における山留めが含まれる。

不適当な選択肢です。

土工事における山留めは、土工事に含みます。

土工事には、根切り・埋戻しなどの土の処理と、これらに伴う山留め・排水を含みます。

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02

建築積算に関する問題です。

選択肢1. 共通仮設は、複数の工事種目に共通して使用する仮設をいう。

正しい内容です。

共通仮設とは、複数の工事項目に共通して使用する仮設のことをいいます。

選択肢2. 直接仮設は、工事種目ごとの複数の工事科目に共通して使用する仮設をいう。

正しい内容です。

直接仮設とは、工事種目ごとの複数の工事科目に共通して使用する仮設のことをいいます。

選択肢3. 専用仮設には、コンクリート足場が含まれる。

正しい内容です。

専用仮設には、コンクリート足場や鉄骨足場等が含まれます。

選択肢4. 直接仮設には、遣方(やりかた)や墨出しが含まれる。

正しい内容です。

直接仮設には、遣方、墨出し、養生、清掃などが含まれます。

選択肢5. 共通仮設には、土工事における山留めが含まれる。

誤った内容です。

土工事における山留は、専用仮設に含まれます。

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