二級建築士の過去問
令和5年(2023年)
学科2(建築法規) 問6

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

二級建築士試験 令和5年(2023年) 学科2(建築法規) 問6 (訂正依頼・報告はこちら)

屋根を日本瓦で葺き、壁を鉄網モルタル塗りとした木造2階建て、延べ面積180m2、高さ8mの保育所において、横架材の相互間の垂直距離が1階にあっては2.8m、2階にあっては2.6mである場合、建築基準法上、1階及び2階の構造耐力上主要な部分である柱の張り間方向及び桁行方向の小径の必要寸法を満たす最小の数値の組合せは、次のうちどれか。ただし、柱の小径に係る所定の構造計算は考慮しないものとする。
  • 1階の柱の小径:10.5cm  2階の柱の小径:10.5cm
  • 1階の柱の小径:12.0cm  2階の柱の小径:10.5cm
  • 1階の柱の小径:12.0cm  2階の柱の小径:12.0cm
  • 1階の柱の小径:13.5cm  2階の柱の小径:10.5cm
  • 1階の柱の小径:13.5cm  2階の柱の小径:12.0cm

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (1件)

01

令第43条では、木造建築物における柱や小径が定められています。

・屋根:日本瓦

・横架材の相互間の垂直距離:1階は2.8m、2階は2.6m

 

まず、2階を超える建築物の場合、1階柱の小径は13.5㎝以上としなけれなりません。

次に、令第43条に定める表より、2階の横架材の垂直距離2.6mであることから、2階柱の小径は横架材の1/28以上とする必要があります。

よって、2階柱の小径は260cm×1/28=9.3cm以上とする必要があります。

 

したがって、小径の必要寸法を満たす最小の数値の組み合わせは

1階の柱の小径:13.5cm  2階の柱の小径:10.5cm

となります。

参考になった数2