二級建築士の過去問
令和5年(2023年)
学科3(建築構造) 問2

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問題

二級建築士試験 令和5年(2023年) 学科3(建築構造) 問2 (訂正依頼・報告はこちら)

図のような荷重Pを受ける単純梁に、断面300mm×500mmの部材を用いた場合、その部材に生じるせん断応力度が、許容せん断応力度1N/mm2を超えないような最大の荷重Pとして、正しいものは、次のうちどれか。
ただし、せん断力Qが作用する断面積Aの長方形断面に生じる最大せん断応力度τmaxは、下式によって与えられるものとし、部材の自重は無視するものとする。
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  • 100kN
  • 150kN
  • 200kN
  • 250kN
  • 300kN

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この過去問の解説 (1件)

01

正解は200kNです。

 

最大せん断応力度τmaxの式、τmax = 1.5Q/A において、

設問よりτmaxは1N/mm2、Aは150,000mm2300mm×500mm)で与えられています。

 

つまりQを考えることで最大荷重Pを求めることができます。

 

荷重Pがかかる位置において、せん断力を求めると、左右同距離にP/2の反力が与えられているため、

せん断力はP/2となります。

 

これより、最大せん断応力度の式に代入し、

 

1N/mm2 = 1.5 × (P/2) / 150,000mm2

 

P = 200,000N

 = 200kN

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