二級建築士の過去問
令和5年(2023年)
学科3(建築構造) 問22
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問題
二級建築士試験 令和5年(2023年) 学科3(建築構造) 問22 (訂正依頼・報告はこちら)
コンクリートの材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- ポルトランドセメントは、水和反応後、時間が経過して乾燥するにしたがって強度が増大する気硬性材料である。
- ポルトランドセメントには、凝結時間を調整するためにせっこうが混合されている。
- 膨張材を使用することにより、硬化後のコンクリートの乾燥収縮によるひび割れを低減することができる。
- 高炉スラグ微粉末を使用することにより、硬化後のコンクリートの水密性や化学抵抗性を向上させることができる。
- 流動化剤を使用することにより、硬化後のコンクリートの強度や耐久性に影響を及ぼさずに、打込み時のフレッシュコンクリートの流動性を増大させることができる。
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この過去問の解説 (1件)
01
最も不適当なものは、
ポルトランドセメントは、水和反応後、時間が経過して乾燥するにしたがって強度が増大する気硬性材料である。
です。
セメントは「ポルトランドセメント」「混合セメント」「特殊セメント」の3種類がありますが、最も通常使用されるセメントが「ポルトランドセメント」です。
セメントは水和反応で硬化する性質を持つ水硬性材料です。気硬性材料とは、空気と反応して硬化する性質のため誤りとなります。
この選択肢は不適当です。
ポルトランドセメントは、水和反応後、時間が経過して乾燥するにしたがって強度が増大する水硬性材料です。
この選択肢は正しいです。
ポルトランドセメントには、凝結時間を調整するためにせっこうが混合されています。
この選択肢は正しいです。
膨張材を使用することにより、硬化後のコンクリートの乾燥収縮によるひび割れを低減することができます。
この選択肢は正しいです。
高炉スラグ微粉末を使用することにより、硬化後のコンクリートの水密性や化学抵抗性を向上させることができます。
この選択肢は正しいです。
流動化剤を使用することにより、硬化後のコンクリートの強度や耐久性に影響を及ぼさずに、打込み時のフレッシュコンクリートの流動性を増大させることができます。
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