二級建築士の過去問
令和5年(2023年)
学科3(建築構造) 問23
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問題
二級建築士試験 令和5年(2023年) 学科3(建築構造) 問23 (訂正依頼・報告はこちら)
鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 常温において、SN400材とSS400材のヤング係数は、同じである。
- 鋼材を焼入れすると、硬さ・耐摩耗性が減少するが、粘り強くなる。
- 鋼材の比重は、アルミニウム材の比重の約3倍である。
- 建築構造用耐火鋼(FR鋼)は、一般の鋼材よりも高温時の強度を向上させ、600℃における降伏点が常温規格値の2/3以上あることを保証した鋼材である。
- 鋼材は通常、伸びと絞りを伴って破断(延性破壊)するが、低温状態や鋼材に切欠きがある場合に衝撃力がかかると脆(ぜい)性破壊しやすくなる。
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この過去問の解説 (1件)
01
最も不適当な選択肢は
鋼材を焼入れすると、硬さ・耐摩耗性が減少するが、粘り強くなる
です。
鋼材を焼入れすると、硬さ・耐摩耗性が大きくなりますが、脆くなる性質があります。
この選択肢は正しいです。
常温において、SN400材とSS400材のヤング係数は、同じです。
この選択肢は不適当です。
鋼材を焼入れすると、硬さ・耐摩耗性が大きくなりますが、脆くなる性質があります。
この選択肢は正しいです。
鋼材の比重(約7.8)は、アルミニウム材の比重(約2.7)の約3倍となります。
この選択肢は正しいです。
建築構造用耐火鋼(FR鋼)は、一般の鋼材よりも高温時の強度を向上させ、600℃における降伏点が常温規格値の2/3以上あることを保証した鋼材のことです。
この選択肢は正しいです。
鋼材は通常、伸びと絞りを伴って破断(延性破壊)しますが、低温状態や鋼材に切欠きがある場合に衝撃力がかかると脆(ぜい)性破壊しやすくなります。
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