二級建築士の過去問
令和5年(2023年)
学科4(建築施工) 問2

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問題

二級建築士試験 令和5年(2023年) 学科4(建築施工) 問2 (訂正依頼・報告はこちら)

工事現場における材料の保管等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 砂利を保管するに当たり、保管場所の床は、泥土等で汚れないよう周囲地盤より高くし、かつ、水勾配を設けた。
  • 押出成形セメント板は、屋内の平坦で乾燥した場所に、台木を用いて積み上げ高さを床面より1mにして保管した。
  • シーリング材は、高温多湿や凍結温度以下とならない、かつ、直射日光や雨露の当たらない場所に密封して保管した。
  • セラミックタイル型枠先付け工法に用いるタイルユニット及び副資材は、直射日光や雨水による変質や劣化などを防止するため、シート養生を行い保管した。
  • 巻いたビニル壁紙は、くせが付かないように、平積みにして保管した。

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この過去問の解説 (1件)

01

最も不適当なものは、

巻いたビニル壁紙は、くせが付かないように、平積みにして保管した。

です。

くせが付かないようにするには立てて保管する必要があります。

選択肢1. 砂利を保管するに当たり、保管場所の床は、泥土等で汚れないよう周囲地盤より高くし、かつ、水勾配を設けた。

この選択肢は正しいです。

砂利を保管するに当たり、保管場所の床は、泥土等で汚れないよう周囲地盤より高くし、かつ、水勾配を設けることを正しいです。

選択肢2. 押出成形セメント板は、屋内の平坦で乾燥した場所に、台木を用いて積み上げ高さを床面より1mにして保管した。

この選択肢は正しいです。

押出成形セメント板を、屋内の平坦で乾燥した場所に、台木を用いて積み上げ高さを床面より1mにして保管することは正しいです。

選択肢3. シーリング材は、高温多湿や凍結温度以下とならない、かつ、直射日光や雨露の当たらない場所に密封して保管した。

この選択肢は正しいです。
シーリング材は、高温多湿や凍結温度以下とならない、かつ、直射日光や雨露の当たらない場所に密封して保管する必要があるため正しいです。

選択肢4. セラミックタイル型枠先付け工法に用いるタイルユニット及び副資材は、直射日光や雨水による変質や劣化などを防止するため、シート養生を行い保管した。

この選択肢は正しいです。
セラミックタイル型枠先付け工法に用いるタイルユニット及び副資材は、直射日光や雨水による変質や劣化などを防止するため、シート養生を行い保管することは正しいです。

選択肢5. 巻いたビニル壁紙は、くせが付かないように、平積みにして保管した。

この選択肢は不適当です。

巻いたビニル壁紙は、くせが付かないようにするには立てて保管する必要があります。

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