二級建築士の過去問
令和5年(2023年)
学科4(建築施工) 問6

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問題

二級建築士試験 令和5年(2023年) 学科4(建築施工) 問6 (訂正依頼・報告はこちら)

木造2階建て住宅の基礎工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 割栗地業における締固めはランマー3回突きとし、凹凸部は目つぶし砂利で上ならしを行った。
  • 布基礎の基礎底盤の主筋にはD13を用い、その間隔を250mmとした。
  • べた基礎の底盤には、雨水を排水するために、適切な位置に水抜き孔を設け、工事完了後にふさいだ。
  • コンクリートの打込みに際しては、コンクリートに振動を与えないように注意して打ち込んだ。
  • 普通ポルトランドセメントを使用したコンクリートの打込み後、最低気温が15℃を下回らなかったので、型枠の存置期間を3日とした。

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この過去問の解説 (1件)

01

最も不適当なものは、

コンクリートの打込みに際しては、コンクリートに振動を与えないように注意して打ち込んだ。

です。

コンクリートの打ち込みの際には、バイブレーターという振動機を利用して、ムラなくコンクリートが行き渡るようにするため、不適当となります。

選択肢1. 割栗地業における締固めはランマー3回突きとし、凹凸部は目つぶし砂利で上ならしを行った。

この選択肢は正しいです。

割栗地業における締固めはランマー3回突き以上、ソイルコンパクター2回締め以上または振動ローラー締めとし、凹凸部は目つぶし砂利で上ならしを行う必要があります。

選択肢2. 布基礎の基礎底盤の主筋にはD13を用い、その間隔を250mmとした。

この選択肢は正しいです。

布基礎の基礎底盤の主筋にはD13を用いた際に、その間隔を250mmとすることは正しいです。

選択肢3. べた基礎の底盤には、雨水を排水するために、適切な位置に水抜き孔を設け、工事完了後にふさいだ。

この選択肢は正しいです。

べた基礎の底盤に、雨水を排水するために、適切な位置に水抜き孔を設け、工事完了後にふさぐことは正しいです。

選択肢4. コンクリートの打込みに際しては、コンクリートに振動を与えないように注意して打ち込んだ。

この選択肢は不適当です。

コンクリートの打ち込みの際には、バイブレーターという振動機を利用して、ムラなくコンクリートが行き渡るようにするため、不適当となります。

選択肢5. 普通ポルトランドセメントを使用したコンクリートの打込み後、最低気温が15℃を下回らなかったので、型枠の存置期間を3日とした。

この選択肢は正しいです。

普通ポルトランドセメントを使用したコンクリートの打込み後、最低気温が15℃を下回らなかった場合に、型枠の存置期間を3日とすることは正しいです。

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