二級建築士の過去問
令和5年(2023年)
学科4(建築施工) 問11

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問題

二級建築士試験 令和5年(2023年) 学科4(建築施工) 問11 (訂正依頼・報告はこちら)

コンクリート工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 数スパン連続した壁のコンクリートの打込みにおいて、一つのスパンから他のスパンへ柱を通過させて、横流ししながら打ち込んだ。
  • コンクリート打込み後の養生期間中に、コンクリートが凍結するおそれのある期間において、初期養生は所定の試験による圧縮強度が5N mm2以上となるまで行った。
  • 日平均気温の平年値が25℃を超える期間のコンクリート工事において、コンクリート打込み後の湿潤養生の開始時期は、コンクリート上面のブリーディング水が消失した時点とした。
  • パラペットの立上り部分のコンクリートは、これを支持する屋根スラブと同一の打込み区画として打設した。
  • コンクリート表面の仕上がりに軽微な豆板があったので、健全部分を傷めないように不良部分をはつり、水洗いした後、木ごてで硬練りモルタルを丁寧に塗り込んだ。

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この過去問の解説 (1件)

01

最も不適当なものは、

数スパン連続した壁のコンクリートの打込みにおいて、一つのスパンから他のスパンへ柱を通過させて、横流ししながら打ち込んだ。

です。

コンクリートの打ち込みにおいては、横流しは分離が生じやすくなるため避ける必要があるため誤りです。

選択肢1. 数スパン連続した壁のコンクリートの打込みにおいて、一つのスパンから他のスパンへ柱を通過させて、横流ししながら打ち込んだ。

この選択肢は不適当です。

数スパン連続した壁のコンクリートの打込みにおいて、一つのスパンから他のスパンへ柱を通過させて、横流ししながら打ち込むことは正しいです。

コンクリートの打ち込みにおいては、横流しは分離が生じやすくなるため避ける必要があるため誤りです。

選択肢2. コンクリート打込み後の養生期間中に、コンクリートが凍結するおそれのある期間において、初期養生は所定の試験による圧縮強度が5N mm2以上となるまで行った。

この選択肢は正しいです。

コンクリート打込み後の養生期間中に、コンクリートが凍結するおそれのある期間において、初期養生は所定の試験による圧縮強度が5N mm2以上となるまで行うことは正しいです。

選択肢3. 日平均気温の平年値が25℃を超える期間のコンクリート工事において、コンクリート打込み後の湿潤養生の開始時期は、コンクリート上面のブリーディング水が消失した時点とした。

この選択肢は正しいです。

日平均気温の平年値が25℃を超える期間のコンクリート工事において、コンクリート打込み後の湿潤養生の開始時期は、コンクリート上面のブリーディング水が消失した時点とすることは正しいです。

選択肢4. パラペットの立上り部分のコンクリートは、これを支持する屋根スラブと同一の打込み区画として打設した。

この選択肢は正しいです。

パラペットの立上り部分のコンクリートは、これを支持する屋根スラブと同一の打込み区画として打設することは正しいです。

選択肢5. コンクリート表面の仕上がりに軽微な豆板があったので、健全部分を傷めないように不良部分をはつり、水洗いした後、木ごてで硬練りモルタルを丁寧に塗り込んだ。

この選択肢は正しいです。

コンクリート表面の仕上がりに軽微な豆板があったので、健全部分を傷めないように不良部分をはつり、水洗いした後、木ごてで硬練りモルタルを丁寧に塗り込むことは正しいです。

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