二級建築士の過去問
令和5年(2023年)
学科4(建築施工) 問13

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

二級建築士試験 令和5年(2023年) 学科4(建築施工) 問13 (訂正依頼・報告はこちら)

鉄骨工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 架構の倒壊防止用に使用するワイヤロープは、建入れ直し用に兼用した。
  • 筋かいによる補強作業は、建方の翌日に行った。
  • 板厚が22mmの鋼材相互を突合せ継手とする完全溶込み溶接において、溶接部の余盛りの高さは、特記がなかったので、2mmとした。
  • 溶接部の清掃作業において、溶接作業に支障のない溶接面に固着したミルスケールは、除去せずにそのまま残した。
  • 隅肉溶接の溶接長さは、有効溶接長さに隅肉サイズの2倍を加えたものとした。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (1件)

01

最も不適当なものは、

筋かいによる補強作業は、建方の翌日に行った

です。

筋かいによる補強作業は、建方の当日に行わなければいけないため誤りです。
 

選択肢1. 架構の倒壊防止用に使用するワイヤロープは、建入れ直し用に兼用した。

この選択肢は正しいです。

架構の倒壊防止用に使用するワイヤロープを、建入れ直し用に兼用することは正しいです。

選択肢2. 筋かいによる補強作業は、建方の翌日に行った。

この選択肢は不適当です。

筋かいによる補強作業は、建方の当日に行わなければいけないため誤りです。

選択肢3. 板厚が22mmの鋼材相互を突合せ継手とする完全溶込み溶接において、溶接部の余盛りの高さは、特記がなかったので、2mmとした。

この選択肢は正しいです。

板厚が22mmの鋼材相互を突合せ継手とする完全溶込み溶接において、溶接部の余盛りの高さを、特記がなかったので、2mmとすることは正しいです。

選択肢4. 溶接部の清掃作業において、溶接作業に支障のない溶接面に固着したミルスケールは、除去せずにそのまま残した。

この選択肢は正しいです。

溶接部の清掃作業において、溶接作業に支障のない溶接面に固着したミルスケールは、除去せずにそのまま残すことは問題ありません。

選択肢5. 隅肉溶接の溶接長さは、有効溶接長さに隅肉サイズの2倍を加えたものとした。

この選択肢は正しいです。

隅肉溶接の溶接長さは、有効溶接長さに隅肉サイズの2倍を加えたものとすることは正しいです。

参考になった数0