二級建築士の過去問
令和5年(2023年)
学科4(建築施工) 問14

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問題

二級建築士試験 令和5年(2023年) 学科4(建築施工) 問14 (訂正依頼・報告はこちら)

ALCパネル工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 外壁パネルを横壁アンカー構法で取り付けるに当たり、自重受け金物は、パネル積上げ段数5段ごとに設けた。
  • 外壁パネルの短辺小口相互の接合部の目地は伸縮調整目地とし、特記がなかったので、目地幅は5mmとした。
  • 外壁パネルを縦壁ロッキング構法で取り付けるに当たり、床パネルとの取り合い部分の隙間には、外壁パネルに絶縁材を張り付けたうえで、セメントモルタルを充填した。
  • 外壁パネルの外部に面する部分の目地には、シーリング材を充填した。
  • 床パネルの短辺小口相互の接合部には20mmの目地を設け、支持梁上になじみよく敷き並べた。

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この過去問の解説 (1件)

01

最も不適当なものは、

外壁パネルの短辺小口相互の接合部の目地は伸縮調整目地とし、特記がなかったので、目地幅は5mmとした。

です。

ALCパネル工事における外壁パネルの短辺小口相互の接合部の目地は伸縮調整目地とし、目地幅は10mm以上とする必要があります。

選択肢1. 外壁パネルを横壁アンカー構法で取り付けるに当たり、自重受け金物は、パネル積上げ段数5段ごとに設けた。

この選択肢は正しいです。

外壁パネルを横壁アンカー構法で取り付けるに当たり、自重受け金物は、パネル積上げ段数5段ごとに設けることは正しいです。

選択肢2. 外壁パネルの短辺小口相互の接合部の目地は伸縮調整目地とし、特記がなかったので、目地幅は5mmとした。

この選択肢は不適当です。

ALCパネル工事における外壁パネルの短辺小口相互の接合部の目地は伸縮調整目地とし、目地幅は10mm以上とする必要があります。

選択肢3. 外壁パネルを縦壁ロッキング構法で取り付けるに当たり、床パネルとの取り合い部分の隙間には、外壁パネルに絶縁材を張り付けたうえで、セメントモルタルを充填した。

この選択肢は正しいです。
外壁パネルを縦壁ロッキング構法で取り付けるに当たり、床パネルとの取り合い部分の隙間には、外壁パネルに絶縁材を張り付けたうえで、セメントモルタルを充填することは正しいです。

選択肢4. 外壁パネルの外部に面する部分の目地には、シーリング材を充填した。

この選択肢は正しいです。

外壁パネルの外部に面する部分の目地に、シーリング材を充填することは正しいです。

選択肢5. 床パネルの短辺小口相互の接合部には20mmの目地を設け、支持梁上になじみよく敷き並べた。

この選択肢は正しいです。

床パネルの短辺小口相互の接合部に20mmの目地を設け、支持梁上になじみよく敷き並べることは正しいです。

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