二級建築士の過去問
令和5年(2023年)
学科4(建築施工) 問17

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問題

二級建築士試験 令和5年(2023年) 学科4(建築施工) 問17 (訂正依頼・報告はこちら)

防水工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • アスファルト防水工事において、保護層の入隅部分には、成形緩衝材を設けた。
  • 改質アスファルトシート張付け防水工事において、コンクリート下地が、十分に乾燥した後、清掃を行い、プライマーを塗布した。
  • 加硫ゴム系シートによる合成高分子系シート張付け防水工事において、平場一般部のシートの重ね幅を、幅方向、長手方向とも100mmとした。
  • ウレタンゴム系塗膜防水工事において、防水層の下地は、出隅は通りよく45度の面取りとし、入隅は通りよく直角とした。
  • シーリング材の充填作業において、シリコーン系シーリング材が充填箇所以外の部分に付着したので、硬化前に取り除いた。

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この過去問の解説 (1件)

01

最も不適当なものは、

シーリング材の充填作業において、シリコーン系シーリング材が充填箇所以外の部分に付着したので、硬化前に取り除いた。

です。

通常シーリング材が充填箇所以外の部分に付着した場合には、硬化する前に除去しますがシリコーン系シーリング材の場合は、硬化する前に取り除こうとすると、汚れが広がる可能性があるため、硬化後に取り除くことが適切です。

選択肢1. アスファルト防水工事において、保護層の入隅部分には、成形緩衝材を設けた。

この選択肢は正しいです。

アスファルト防水工事において、保護層の入隅部分には、成形緩衝材を設けることは正しいです。

選択肢2. 改質アスファルトシート張付け防水工事において、コンクリート下地が、十分に乾燥した後、清掃を行い、プライマーを塗布した。

この選択肢は正しいです。

改質アスファルトシート張付け防水工事において、コンクリート下地が、十分に乾燥した後、清掃を行い、プライマーを塗布することは正しいです。

選択肢3. 加硫ゴム系シートによる合成高分子系シート張付け防水工事において、平場一般部のシートの重ね幅を、幅方向、長手方向とも100mmとした。

この選択肢は正しいです。

加硫ゴム系シートによる合成高分子系シート張付け防水工事において、平場一般部のシートの重ね幅を、幅方向、長手方向とも100mmとすることは正しいです。

選択肢4. ウレタンゴム系塗膜防水工事において、防水層の下地は、出隅は通りよく45度の面取りとし、入隅は通りよく直角とした。

この選択肢は正しいです。

ウレタンゴム系塗膜防水工事において、防水層の下地は、出隅は通りよく45度の面取りとし、入隅は通りよく直角とすることは正しいです。

選択肢5. シーリング材の充填作業において、シリコーン系シーリング材が充填箇所以外の部分に付着したので、硬化前に取り除いた。

この選択肢は不適当です。

シリコーン系シーリング材の場合は、硬化する前に取り除こうとすると、汚れが広がる可能性があるため、硬化後に取り除くことが適切です。

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