二級建築士の過去問
令和5年(2023年)
学科4(建築施工) 問19

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問題

二級建築士試験 令和5年(2023年) 学科4(建築施工) 問19 (訂正依頼・報告はこちら)

塗装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 塗料は、気温の低下などから所定の粘度が得られないと判断したので、適切な粘度に調整して使用した。
  • パテかいは、一回で厚塗りせず、木べらを用いて数回に分けて行った。
  • 壁面のローラーブラシ塗りに当たり、隅やちり回りなどは、先行して小ばけを用いて塗装した。
  • 鉄鋼面に使用する合成樹脂調合ペイントの上塗りは、エアレススプレーによる吹付け塗りとした。
  • 外壁の吹付け塗りにおいて、スプレーガンを素地面に対して直角に保ち、1列ごとの吹付け幅が重ならないように吹き付けた。

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この過去問の解説 (1件)

01

最も不適当なものは、

外壁の吹付け塗りにおいて、スプレーガンを素地面に対して直角に保ち、1列ごとの吹付け幅が重ならないように吹き付けた。

です。

外壁の吹付け塗りにおいて、スプレーガンを用いて吹き付ける際は、素地面に対して直角に保ち、1行ごとの吹付け幅が1/3ずつ重なるように吹き付ける必要があります。

選択肢1. 塗料は、気温の低下などから所定の粘度が得られないと判断したので、適切な粘度に調整して使用した。

この選択肢は正しいです。

塗料を、気温の低下などから所定の粘度が得られないと判断したので、適切な粘度に調整して使用することは正しいです。

選択肢2. パテかいは、一回で厚塗りせず、木べらを用いて数回に分けて行った。

この選択肢は正しいです。

パテかいを、一回で厚塗りせず、木べらを用いて数回に分けて行うことは正しいです。

選択肢3. 壁面のローラーブラシ塗りに当たり、隅やちり回りなどは、先行して小ばけを用いて塗装した。

この選択肢は正しいです。

壁面のローラーブラシ塗りに当たり、隅やちり回りなどは、先行して小ばけを用いて塗装することは正しいです。

選択肢4. 鉄鋼面に使用する合成樹脂調合ペイントの上塗りは、エアレススプレーによる吹付け塗りとした。

この選択肢は正しいです。

鉄鋼面に使用する合成樹脂調合ペイントの上塗りにおいて、エアレススプレーによる吹付け塗りとすることは正しいです。

選択肢5. 外壁の吹付け塗りにおいて、スプレーガンを素地面に対して直角に保ち、1列ごとの吹付け幅が重ならないように吹き付けた。

この選択肢は不適当です。

外壁の吹付け塗りにおいて、スプレーガンを用いて吹き付ける際は、素地面に対して直角に保ち、1行ごとの吹付け幅が1/3ずつ重なるように吹き付ける必要があります。

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