二級建築士 過去問
令和6年(2024年)
問11 (学科1(建築計画) 問11)

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問題

二級建築士試験 令和6年(2024年) 問11(学科1(建築計画) 問11) (訂正依頼・報告はこちら)

一戸建て住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • サービスヤードは、洗濯物を干すなど、屋外で家事を行うための場所であり、ユーティリティの近くに設ける。
  • 屋内階段における適正な手摺の高さは、踏面の先端の位置から120cmとする。
  • パッシブデザインは、建築物が受ける自然の熱、風及び光を活用して暖房効果、冷却効果、照明効果等を得る設計手法である。
  • コア型は、水まわりや階段などを1箇所にまとめて配置した平面形式である。
  • 和室を京間とする場合の柱と柱の内法寸法は、基準寸法の整数倍である。

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この過去問の解説 (2件)

01

我が国の一般的な一戸建て住宅に関する問題です。

選択肢1. サービスヤードは、洗濯物を干すなど、屋外で家事を行うための場所であり、ユーティリティの近くに設ける。

記述は正しいです。

サービスヤードを設けることで、住宅の機能性を高めることができます。

選択肢2. 屋内階段における適正な手摺の高さは、踏面の先端の位置から120cmとする。

記述は間違っています。

屋内階段における適正な手摺の高さは、踏面の先端から80~85cmです。

選択肢3. パッシブデザインは、建築物が受ける自然の熱、風及び光を活用して暖房効果、冷却効果、照明効果等を得る設計手法である。

記述は正しいです。

パッシブデザインは、省エネルギー対策の建築的手法です。また、取り入れることで照明や空調などのランニングも抑えることができます。

選択肢4. コア型は、水まわりや階段などを1箇所にまとめて配置した平面形式である。

記述は正しいです。

コア型は居室部分を外側に配置することができるため、室内を開放的にする効果もあります。

選択肢5. 和室を京間とする場合の柱と柱の内法寸法は、基準寸法の整数倍である。

記述は正しいです。

江戸間とする場合は、柱心の間隔が基準寸法の整数倍になります。違いを覚えておきましょう。

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02

住宅に関する問題です。

覚えた分、結果に出ますので確実に取りましょう。

選択肢1. サービスヤードは、洗濯物を干すなど、屋外で家事を行うための場所であり、ユーティリティの近くに設ける。

正しい記述です。

サービスヤードとは、屋外に設ける物置場や作業スペースのことです。

キッチンの近くや勝手口に設置します。

選択肢2. 屋内階段における適正な手摺の高さは、踏面の先端の位置から120cmとする。

誤った記述です。

屋内階段における手摺高は、踏面先端から80~85cm程度です。

常識でも判断できます。

選択肢3. パッシブデザインは、建築物が受ける自然の熱、風及び光を活用して暖房効果、冷却効果、照明効果等を得る設計手法である。

正しい記述です。

選択肢4. コア型は、水まわりや階段などを1箇所にまとめて配置した平面形式である。

正しい記述です。

コア型とは、マンションやビルなどにおいて、水まわりや階段などの

共用設備を建物中心部に集める平面形式です。

選択肢5. 和室を京間とする場合の柱と柱の内法寸法は、基準寸法の整数倍である。

正しい記述です。

江戸間は、柱の心々寸法間隔で割付け、

京間は、柱の内法寸法間隔で割付けます。

まとめ

勉強した分、結果に出やすい分野なので

確実に知識にしましょう。

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