建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第49回(令和元年度(2019年))
問85 (空気環境の調整 問85)
問題文
「下の図に示す寸法 a×b(a<b)の長方形の面音源について、面音源中心から面に対して垂直方向への距離をdとした場合、音源付近 d < ( a/π )では( ア )としての伝搬特性を示し、( a/π )< d < ( b/π )では線音源に対応する減衰特性を、d > ( b/π )の範囲では( イ )に対応する減衰特性を示す。よって、d > ( b/π )の範囲で音源からの距離が2倍になると( ウ )dB減衰する。」

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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理技術者)試験 第49回(令和元年度(2019年)) 問85(空気環境の調整 問85) (訂正依頼・報告はこちら)
「下の図に示す寸法 a×b(a<b)の長方形の面音源について、面音源中心から面に対して垂直方向への距離をdとした場合、音源付近 d < ( a/π )では( ア )としての伝搬特性を示し、( a/π )< d < ( b/π )では線音源に対応する減衰特性を、d > ( b/π )の範囲では( イ )に対応する減衰特性を示す。よって、d > ( b/π )の範囲で音源からの距離が2倍になると( ウ )dB減衰する。」

- ア:点音源 イ:面音源 ウ:3
- ア:点音源 イ:面音源 ウ:6
- ア:面音源 イ:点音源 ウ:3
- ア:面音源 イ:点音源 ウ:6
- ア:面音源 イ:点音源 ウ:10
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この過去問の解説 (1件)
01
正解:
ア:面音源 イ:点音源 ウ:6
面音源(大きな音を出す面)からの音の広がり方は、距離によって変わります。図のような長方形の面音源(寸法 a×b)の場合、距離 d によって次のように分類されます。
1.音源に近い範囲 【 d<(a/π)】
この範囲では、音は面全体から均等に広がらず、面音源としての性質を持ちます。
アには「面音源」が入ります。
2.中間の範囲【(a/π)<d<(b/π)】
この範囲では、音は線音源として振る舞い、距離に対する減衰の仕方が異なります。
3.遠距離 【 d>(b/π)】
この範囲では、音源が一点から出ているように広がるため、点音源と同じ特性を示します。
イには「点音源」が入ります。
また、点音源の音の減衰量は、距離が2倍になるごとに 6dB 減衰します。
よって、ウには「6」が入ります。
正解です。
この記述は、面音源からの音の伝搬特性を示しています。距離が近いときは面音源として振る舞い、ある程度離れると点音源のようになります。特に点音源の領域では、距離が2倍になると音圧レベルが6dB減衰します。
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