建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第49回(令和元年度(2019年))
問163 (清掃 問163)
問題文
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理技術者)試験 第49回(令和元年度(2019年)) 問163(清掃 問163) (訂正依頼・報告はこちら)
- ごみの質を表すには、水分、灰分、可燃分の比率(%)で示す方法がある。
- 厨(ちゅう)芥(かい)とは、紙くずと雑芥を混合したものである。
- 廃棄物発生場所からコレクタ等で集め、廃棄物保管場所に運ぶまでのプロセスが、収集運搬の計画である。
- 吸殻の収集をするときは、金属製の蓋付き容器を使用する。
- 新築の建築物では、使用開始後一定期間が経過した時機に、廃棄物処理計画を見直す。
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この過去問の解説 (1件)
01
建築物内で発生する廃棄物には、紙くずや生ごみ、吸殻などさまざまな種類があり、それぞれ適切に処理する必要があります。廃棄物の管理では、ごみの性質や収集運搬の方法、処理計画の見直しが重要になります。選択肢を順番に見ていきます。
この記述は適切です。ごみの質を評価する際、水分・灰分・可燃分の割合を調べる方法があります。水分はごみの含む水の量、灰分は燃やした後に残る灰の割合、可燃分は燃える部分の割合を示します。この情報は、焼却処理の効率を考えるうえで重要です。
この記述は不適当です。厨芥とは、主に食品の調理や食事後に出る生ごみのことを指します。紙くずや雑芥(燃えがら・木片・ほこりなど)とは異なる種類の廃棄物なので、定義が誤っています。
この記述は適切です。建築物内で発生した廃棄物は、適切に集めて一時保管場所へ運ぶ必要があります。収集運搬の計画では、効率よく集める方法や、安全に運搬する手順を決めることが求められます。
この記述は適切です。吸殻は火が消えていない可能性があるため、可燃性の容器ではなく、金属製の蓋付き容器を使って安全に収集することが必要です。蓋があることで、においや煙が広がるのを防ぐ効果もあります。
この記述は適切です。建築物の使用が始まると、実際にどのような廃棄物がどのくらい発生するかが明確になります。そのため、運用状況を確認し、必要に応じて廃棄物処理計画を見直すことが推奨されます。
ごみの質を評価する方法や収集運搬の計画、吸殻の安全な処理方法など、建築物内の廃棄物管理にはさまざまな工夫が必要です。厨芥は生ごみを指し、紙くずや雑芥を混ぜたものではないため、誤った定義になっています。適切な廃棄物の分類と処理方法を理解し、建築物内の環境を清潔に保つことが重要です。
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