建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第49回(令和元年度(2019年))
問180 (ねずみ、昆虫等の防除 問180)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理技術者)試験 第49回(令和元年度(2019年)) 問180(ねずみ、昆虫等の防除 問180) (訂正依頼・報告はこちら)

ねずみの建物侵入防止のための防鼠(そ)構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 建物の土台である基礎は、地下60cm以上の深さまで入れる。
  • 外壁には、ツタ等の植物を這(は)わせたり、樹木の枝を接触させない。
  • 床の通風口や換気口には、目の大きさ2cm以下の金網格子を設置する。
  • 1階の窓の下端と地表との距離は、90cm以上離す。
  • ドアの上部、側部、底部の隙間は、1cm以内とする。

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この過去問の解説 (1件)

01

ねずみは小さな隙間から建物に侵入するため、防鼠対策として適切な構造や管理が重要です。侵入経路を塞ぐことで、建物内での発生を防ぐことができます。各選択肢について詳しく見ていきます。

選択肢1. 建物の土台である基礎は、地下60cm以上の深さまで入れる。

この記述は 適当 です。ねずみの中でもドブネズミは地面を掘る習性があり、浅い基礎では潜り込んで侵入する可能性があります。そのため、基礎を地下60cm以上の深さまで入れることで、ねずみが地面を掘って侵入するのを防ぐ ことができます。

選択肢2. 外壁には、ツタ等の植物を這(は)わせたり、樹木の枝を接触させない。

この記述は 適当 です。クマネズミは高い場所を移動するのが得意で、ツタや樹木の枝を伝って建物に侵入することがあります。外壁にツタを這わせたり、樹木の枝を建物に接触させないようにすることで、ねずみの侵入を防ぎやすくなります。

選択肢3. 床の通風口や換気口には、目の大きさ2cm以下の金網格子を設置する。

この記述は 不適当 です。ねずみは1.5cmほどの隙間があれば侵入できる ため、金網の目の大きさは 1cm以下 にするのが適切です。2cmの網目では、特に小型のクマネズミの成獣や若い個体が通り抜ける可能性があります。

選択肢4. 1階の窓の下端と地表との距離は、90cm以上離す。

この記述は 適当 です。ねずみは運動能力が高く、クマネズミは1m以上の高さまで跳ぶことができる ため、1階の窓が地表に近いと侵入のリスクが高まります。窓の下端と地表との距離を90cm以上確保することで、ねずみが直接侵入する可能性を低くすることができます。

選択肢5. ドアの上部、側部、底部の隙間は、1cm以内とする。

この記述は 適当 です。ねずみは狭い隙間を通り抜けることができるため、ドアの隙間を1cm以内にすることで侵入を防ぐことができます。 特に、底部の隙間が広いと簡単に建物内に入ってしまうため、ドアの下部に防鼠ブラシやパッキンを設置することが有効です。

まとめ

・基礎を地下60cm以上の深さまで入れることで、ドブネズミの掘削侵入を防ぐ。

・ツタや樹木の枝を建物に接触させないことで、クマネズミの高所移動を防ぐ。

・1階の窓の下端を地表から90cm以上離すことで、ねずみの跳躍による侵入を防ぐ。

・ドアの隙間を1cm以内にすることで、ねずみの侵入を防ぐ。

一方で、「通風口や換気口の金網の目の大きさが2cm以下」という記述は不適切です。1.5cmの隙間でもクマネズミが通過できるため、金網の目の大きさは1cm以下にするのが適切です。 ねずみの侵入を防ぐためには、物理的な防御策を適切に施すことが重要です。

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