建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第51回(令和3年度(2021年))
問149 (清掃 問150)
問題文
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第51回(令和3年度(2021年)) 問149(清掃 問150) (訂正依頼・報告はこちら)
- ウェットメンテナンス法に比べて部分補修がしにくい。
- ドライバフ法で用いる床磨き機は、回転数が高いとフロアポリッシュの皮膜を傷めるので、低速で使用する。
- ドライバフ法は、つや出し作用を持つスプレー液をかけながらパッドで磨き、光沢を回復させる。
- スプレークリーニング法は、毎分1,000回転以上の超高速床磨き機を用いる。
- ウェットメンテナンス法に比べて作業の安全性が高い。
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この過去問の解説 (1件)
01
最も適当なのは「ウェットメンテナンス法に比べて作業の安全性が高い。」です。
ドライメンテナンス法は床を濡らさずに光沢回復や補修を行う方法です。濡れ床による転倒リスクや乾燥待ちが少ないため、ウェット方式より作業安全性が高く、占有時間も短いのが特徴です。
不適当です。 ドライメンテナンス法(スプレークリーニング、ドライバフなど)はその場での部分補修(スポット対応)に向く方法です。汚れや傷みが気になる所だけを短時間で処置できます。
不適当です。 ドライバフ(ドライバー二ッシング)は高回転(いわゆるハイスピード〜UHS)で摩擦熱と圧力により光沢回復・緻密化をねらう方法です。低速機での運用は本来の効果が出にくいです(※パッド選定や圧の管理は必要です)。
不適当です。 これはスプレークリーニング(スプレーバフ)の説明です。ドライバフ法は基本的に液剤をかけずに乾式で光沢回復を行います。用語が取り違えられています。
不適当です。 スプレークリーニングは低速〜中速機(例:毎分200〜400回転程度)でスプレー剤を噴霧→パッドで汚れを取りつつ光沢を補修します。1,000回転以上の超高速機は主にドライバフ(UHSバーニッシング)で用います。
適当です。 ドライ方式は濡れ床による滑り・転倒リスクが低く、乾燥待ちも不要です。歩行者動線を止めにくく、営業中対応にも向くため、安全性・利便性の面で優位です。
ドライ=部分補修と即時復旧に強い/ウェット=全面洗浄と再仕上げに強いと覚えると整理しやすいです。
ドライバフ=液剤なし・高回転での光沢回復。
スプレークリーニング=低速機+スプレー剤で汚れ除去と小補修。
安全面はドライが有利(濡れ床なし・乾燥待ち不要)。
この整理から、安全性に関する記述が最も適当と判断できます。
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