建築物環境衛生管理技術者の過去問
第52回(令和4年度(2022年))
空気環境の調整 問80
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問題
第52回 建築物環境衛生管理技術者試験 空気環境の調整 問80 (訂正依頼・報告はこちら)
環境要素の測定に関する用語の組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
- 温度 ―――― 熱電対
- 臭気 ―――― オルファクトメータ法
- 熱放射 ――― シンチレーションカウンタ
- 酸素 ―――― ガルバニ電池
- 気流 ―――― サーミスタ
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この過去問の解説 (1件)
01
環境要素の測定に関する用語の組合せについての問題です。
この問題のポイントは、それぞれの問われている用語をアバウトでも良いので、どういった事を指し示すか知っているかだと思います。
簡単に解説を書きましたので、参考にしてみて下さい。
熱電対とは2種類の金属(もしくは金属線)の先端をくっつけて、回路を作って、くっついてる点に発生する熱起電力を使い、温度差を測定する温度計になります。
またはその2種類の金属や金属線のことを言う場合もあります。
オルファクトメータ法は、空気を薄めて、臭気の濃度を測定する方法の1つになります。
シンチレーションカウンター(シンチレーション検出器)とは、シンチレータを用いた放射線測定器をいいます。
酸素とガルバニ電池について、ガルバニ電池式酸素センサーというものがあり、溶存酸素濃度計の中の1つになります。
ガルバニ電池式酸素センサーには、二つの電極があり、それぞれの材質が、カソード側が銀、アノード側が鉛となっております。
そして電解液に水酸化カリウムを使用すると、発生する酸素量に応じた電流が流れるという仕組みになっております。
サーミスタとは、熱を感知した時に発生する抵抗を利用した温度センサーになります。
温度測定や風速測定などに使われます。
解説の冒頭にも書いたように、用語の概要を知っていれば、答えられる問題になっております。
過去問を繰り返す事で、用語がどういった事を指し示すのか分かるようになりますので、粘り強い学習の継続が大切になります。
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