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建築物環境衛生管理技術者の過去問 第52回(令和4年度(2022年)) 給水及び排水の管理 問112

問題

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給水方式に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
   1 .
高置水槽方式は、受水槽の水位によって揚水ポンプの起動・停止が行われる。
   2 .
直結増圧方式における吸排気弁は、給水管内の空気の排出と給水管内が負圧になった場合の逆流防止のために設置する。
   3 .
ポンプ直送方式で採用されるインバータ制御は、周波数を変えることでポンプの回転数を変化させている。
   4 .
給水方式は、水道直結方式と受水槽方式に大別される。
   5 .
直結直圧方式では、配水管の圧力によって、直接給水各所に給水する。
( 第52回 建築物環境衛生管理技術者試験 給水及び排水の管理 問112 )
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この過去問の解説 (1件)

2

給水方式に関する問題です。

問題で問われている語句と、その語句の意味を押さえましょう。

選択肢1. 高置水槽方式は、受水槽の水位によって揚水ポンプの起動・停止が行われる。

高置水槽とは、マンションやビルなどのある程度の高さのある建物で使われる貯水槽のひとつで、屋上に取り付けられるタンクのことです。

高置水槽が取り付けられている建物は、高置水槽方式によって、水を送っています。

高置水槽方式は、高置水槽の中に入っている水の量を、高置水槽の中にある電極棒などで調整をして、高置水槽の中に入っている水の量が少なくなってきたら、受水槽の中に入っている水を、ポンプで高置水槽まで押し上げて、高置水槽から落ちてくる水の勢いを利用して、マンションやビルの中にいる人達に水を供給する、受水槽方式のひとつです。

また、災害がおこっても、受水槽や高置水槽に水がいつも貯まっているので、水道局からの水の供給が止まってしまったときでも、受水槽や高置水槽に貯まっている分の水を使うことが出来ます。

選択肢2. 直結増圧方式における吸排気弁は、給水管内の空気の排出と給水管内が負圧になった場合の逆流防止のために設置する。

直結増圧方式における吸排気弁は、建物の配管が通る中での最上部(例えば建物の最上階のパイプスペースの中など)に取り付けます。

水と一緒に空気も配管の中を通ってきてしまうため、その空気を吐き出すという役割と、配管の中が真空の状態になってしまわないように、吸排気弁は必要な分だけの空気のみを吸う役割を果たす器具です。

選択肢3. ポンプ直送方式で採用されるインバータ制御は、周波数を変えることでポンプの回転数を変化させている。

ポンプ直送方式とは、建物などに受水槽を設置して、ポンプにて圧力を上げて、給水をする方式です。

水道管の水道水の水圧だけでは圧力が不足してしまう場合や、水道管の口径がどうしても小さい場合などにより、直結給水方式や増圧直結給水方式が採用できない建物に採用されます。

またポンプ直送方式にて、採用されるインバータ制御は、周波数を変えることで、水を受水槽などから送る、ポンプの回転数を変化させています。

選択肢4. 給水方式は、水道直結方式と受水槽方式に大別される。

建物に給水する方法は大きく、水道管から直接、建物全体に送る水道直結方式と、建物などに受水槽を設置して、ポンプにて圧力を上げて、給水をする受水槽方式に分けられます。

選択肢5. 直結直圧方式では、配水管の圧力によって、直接給水各所に給水する。

直結直圧方式は、水道管から直接、水道管の中の水の圧力によって、建物全体の水を給水する方式です。

水道管(配水管)の水圧により、建物のどこまで送ることが出来るかが決まります。

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