建築物環境衛生管理技術者の過去問
第53回(令和5年度(2023年))
空気環境の調整 問56

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問題

第53回 建築物環境衛生管理技術者試験 空気環境の調整 問56 (訂正依頼・報告はこちら)

換気と必要換気量に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 必要換気量は、人体への影響、燃焼器具の影響、熱・水蒸気発生の影響等から決定される。
  • 必要換気量は、人体から発生する二酸化炭素を基準として求めることが多い。
  • 理論廃ガス量とは、燃料が不完全燃焼した場合の廃ガス量のことである。
  • 機械換気は、送風機や排風機等の機械力を利用して室内の空気の入れ換えを行う。
  • ハイブリッド換気は、自然換気の省エネルギー性と機械換気の安定性の両者の長所をいかした換気の方法である。

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この過去問の解説 (1件)

01

必要換気量は、空気質の確保や廃ガスの管理のために計算されます。不適切な記述を見分けるには、専門用語の意味を理解することが重要です。

選択肢1. 必要換気量は、人体への影響、燃焼器具の影響、熱・水蒸気発生の影響等から決定される。

換気量は複数要因を考慮して決定します。

選択肢2. 必要換気量は、人体から発生する二酸化炭素を基準として求めることが多い。

二酸化炭素濃度は室内空気質の指標になります。

選択肢3. 理論廃ガス量とは、燃料が不完全燃焼した場合の廃ガス量のことである。

理論廃ガス量は完全燃焼時の廃ガス量を指します。

選択肢4. 機械換気は、送風機や排風機等の機械力を利用して室内の空気の入れ換えを行う。

機械換気はそのように空気を入れ換えます。

選択肢5. ハイブリッド換気は、自然換気の省エネルギー性と機械換気の安定性の両者の長所をいかした換気の方法である。

ハイブリッド換気はこれを特徴とします。

まとめ

理論廃ガス量は完全燃焼時の廃ガス量を指すため、問題の内容とは異なります。換気関連の基礎用語を正確に理解しましょう。



 

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