建築物環境衛生管理技術者の過去問
第53回（令和5年度（2023年））
空気環境の調整問69

付箋

付箋は自分だけが見れます（非公開です）。

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、「新しく出題する（ここをクリック）」をご利用ください。

問題

第53回建築物環境衛生管理技術者試験空気環境の調整　問69 （訂正依頼・報告はこちら）

冷却塔に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

正解！素晴らしいです

残念...

冷却塔の種類（開放型・密閉型）の特徴と用途、水質管理の要点を理解することが重要です。

特に開放型と密閉型の送風機動力や用途について誤りやすい記述を確認しましょう。

選択肢1. 開放型冷却塔は通風抵抗が大きいため、密閉型冷却塔よりも大きな送風機動力が必要である。

開放型は通風抵抗が小さく、密閉型の方が送風機動力を要します。

選択肢2. 密閉型冷却塔は、電算室やクリーンルーム系統用に採用されることが多い。

密閉型は水質の安定性が求められる用途に適しています。

選択肢3. 開放型冷却塔では冷却水の水質管理、密閉型冷却塔では散布水の水質管理が重要である。

水質管理は冷却塔の種類に応じて異なります。

選択肢4. 冷却能力が同等の場合、密閉型冷却塔は、開放型冷却塔よりも一般に大型である。

密閉型は構造上、開放型より大型化します。

選択肢5. 空調用途における冷却塔は、主として冷凍機の凝縮熱を大気に放出するためにある。

冷却塔の基本的な役割を正確に述べています。

まとめ

冷却塔の種類ごとの特性と適用用途を正確に理解し、水質管理や設置条件も考慮しましょう。

参考になった数0