建築物環境衛生管理技術者の過去問
第53回(令和5年度(2023年))
空気環境の調整 問70

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問題

第53回 建築物環境衛生管理技術者試験 空気環境の調整 問70 (訂正依頼・報告はこちら)

空気調和機に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • エアハンドリングユニットは、熱源設備から供給される冷水・温水・蒸気等を用いて空調空気を作り、各ゾーン・各室にダクトにより送風する。
  • ターミナルエアハンドリングユニットは、全熱交換器、制御機器、還気送風機等の必要機器が一体化された空調機である。
  • ファンコイルユニットは、送風機熱交換器、エアフィルタ及びケーシングによって構成される室内設置用の小型空調機である。
  • パッケージ型空調機は、圧縮機、膨張弁、蒸発器、凝縮器等によって構成される。
  • パッケージ型空調機のうちヒートポンプ型は、採熱源によって水熱源と空気熱源に分類される。

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この過去問の解説 (1件)

01

空気調和機の種類と役割を正確に理解することが重要です。

エアハンドリングユニット、ターミナルエアハンドリングユニット、ファンコイルユニットなどの特徴を把握し、不適切な記述を特定しましょう。

選択肢1. エアハンドリングユニットは、熱源設備から供給される冷水・温水・蒸気等を用いて空調空気を作り、各ゾーン・各室にダクトにより送風する。

エアハンドリングユニットの基本的な役割を述べています。

選択肢2. ターミナルエアハンドリングユニットは、全熱交換器、制御機器、還気送風機等の必要機器が一体化された空調機である。

ターミナルユニットには全熱交換器や還気送風機は通常含まれません。

選択肢3. ファンコイルユニットは、送風機熱交換器、エアフィルタ及びケーシングによって構成される室内設置用の小型空調機である。

ファンコイルユニットの構成を正確に述べています。

選択肢4. パッケージ型空調機は、圧縮機、膨張弁、蒸発器、凝縮器等によって構成される。

パッケージ型空調機の基本構成を述べています。

選択肢5. パッケージ型空調機のうちヒートポンプ型は、採熱源によって水熱源と空気熱源に分類される。

ヒートポンプ型は採熱源により分類されます。

まとめ

全熱交換器や還気送風機が含まれるのは別の装置であり、空調機器の構成を正確に理解することが重要です。

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