建築物環境衛生管理技術者の過去問
第53回(令和5年度(2023年))
空気環境の調整 問80

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問題

第53回 建築物環境衛生管理技術者試験 空気環境の調整 問80 (訂正依頼・報告はこちら)

室内空気環境の測定に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 一酸化炭素の測定には、定電位電解法がある。
  • 二酸化炭素の測定には、非分散型紫外線吸収法がある。
  • 窒素酸化物の測定には、吸光光度法がある。
  • イオウ酸化物の測定には、紫外線蛍光法がある。
  • オゾンの測定には、紫外線吸収法がある。

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この過去問の解説 (1件)

01

室内空気環境測定で用いる測定方法と各測定対象の適合性を理解することが重要です。特に測定技術の特性に注意しましょう。

選択肢1. 一酸化炭素の測定には、定電位電解法がある。

定電位電解法は一酸化炭素測定に適しています。
電解反応により濃度を測定する方式です。

選択肢2. 二酸化炭素の測定には、非分散型紫外線吸収法がある。

二酸化炭素には非分散型赤外線吸収法が用いられます。

選択肢3. 窒素酸化物の測定には、吸光光度法がある。

吸光光度法は窒素酸化物の濃度測定に適用されます。
試薬反応を利用し光吸収量を測定します。

選択肢4. イオウ酸化物の測定には、紫外線蛍光法がある。

紫外線蛍光法は硫黄酸化物の測定で一般的に使用されます。
紫外線照射で発生する蛍光を利用します。

選択肢5. オゾンの測定には、紫外線吸収法がある。

紫外線吸収法はオゾン測定の標準的な方法です。
オゾンの紫外線吸収特性を利用します。

まとめ

二酸化炭素の測定には非分散型赤外線吸収法が適用されます。測定対象ごとの適切な方法を正確に覚えましょう。

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