建築物環境衛生管理技術者の過去問
第53回(令和5年度(2023年))
空気環境の調整 問86
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問題
第53回 建築物環境衛生管理技術者試験 空気環境の調整 問86 (訂正依頼・報告はこちら)
騒音・振動の対策に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 新築の建物の使用開始直後において、騒音・振動について設計目標値を満たしているにもかかわらず発生するクレームは、保守管理責任の範疇(ちゅう)ではない。
- 外部騒音が同じ場合、コンサートホール・オペラハウスの方が録音スタジオよりも高い遮音性能が求められる。
- 空気伝搬音を低減するためには、窓・壁・床等を遮音する必要がある。
- 経年による送風機の音・振動の発生状況に問題がないか確認するため、ベルトの緩み具合などを定期的に検査する。
- 寝室における騒音は、骨伝導で感知される固体伝搬音も評価する必要がある。
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この過去問の解説 (1件)
01
騒音・振動に関する問題では「空気伝搬音」「固体伝搬音」に関する問が頻繁に出題されます。
まずは、この二つの特徴について理解しておくことが大切です。
正解です。
この場合、保守管理責任の範疇ではありません。
不正解です。
日本建築学会の遮音性能基準によるところ、最も高く遮音性能が求められるのは録音スタジオです。
正解です。
正解です。
正解です。
寝室での騒音については、骨伝導で感知される固体伝搬音についても確認するため、立位、座位、仰臥位で評価します。
「コンサートホール・オペラハウス」「録音スタジオ」どちらの方が高い遮音性を求められるのかについては、過去問を解き慣れている方であれば見たことのある問題かと思います。
どちらの方が、より厳密な遮音性能が求められるのかをイメージしながら覚えることをお勧めします。
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