建築物環境衛生管理技術者の過去問
第53回(令和5年度(2023年))
給水及び排水の管理 問114
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問題
第53回 建築物環境衛生管理技術者試験 給水及び排水の管理 問114 (訂正依頼・報告はこちら)
飲料用貯水槽の清掃に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 清掃時は、必要に応じてガード付き作業灯を取り付け、作業時の貯水槽内の安全な照明を確保する。
- 高置水槽と受水槽の清掃は、原則として同じ日に行い、受水槽の清掃を行った後に高置水槽の清掃を行う。
- 清掃終了後は、2回以上貯水槽内の消毒を行う。
- 消毒後の水洗い及び水張りは、消毒終了後少なくとも30分以上経過してから行う。
- 清掃終了後の水質検査における濁度の基準値は、5度以下である。
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この過去問の解説 (1件)
01
飲料用貯水槽の清掃に関する問題では、以下のポイントに注意しましょう。
・高置水槽と受水槽はどちらを先に清掃するのか
・清掃終了後は消毒を何回行う必要があるのか
・消毒後の水洗い及び水張りは、何分経過してから行うべきか
正解です。
清掃時は必要に応じてガード付き作業灯を取り付け、作業時の貯水槽内の安全な照明を確保する必要があります。
正解です。
高置水槽と受水槽の清掃は原則として同じ日に行い、水の流れと同様、受水槽の清掃を行った後に高置水槽の清掃を行います。
正解です。
清掃終了後は、塩素剤を用いて2回以上貯水槽内の消毒を行います。
正解です。
消毒後の水洗い及び水張りは、消毒終了後少なくとも30分以上経過してから行う必要があります。
不正解です。
清掃終了後の水質検査における濁度の基準値は、通常の水質基準と同じく2度以下です。
ちなみに色度は5度以下と設定されているので、併せて覚えておくと良いでしょう。
飲料用貯水槽の清掃に関する問は頻出問題であり、問われる内容もかなり基本的なものばかりとなります。
今回、記されていた項目の他には
「清掃終了後の水質検査における、遊離残留塩素濃度の基準値は0.2mg/L以上である」
「清掃終了後の消毒は、有効塩素濃度50-100mg/Lの次亜塩素酸ナトリウム溶液などの塩素剤を用いる」
といった内容も登場しやすいので、覚えておくことをお勧めします。
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