建築物環境衛生管理技術者の過去問
第53回（令和5年度（2023年））
給水及び排水の管理問130

付箋

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問題

第53回建築物環境衛生管理技術者試験給水及び排水の管理　問130 （訂正依頼・報告はこちら）

排水管に設置する掃除口と排水ますに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

正解！素晴らしいです

残念...

排水管に設置する掃除口と排水ますに関する問題では、規定されている数値について問われることがあります。

それぞれ、できる限り押さえておいてください。

選択肢1. 雨水ますの底部には150mm程度の泥だめを設け、土砂などが下水道へ流出することを防止する。

正解です。

雨水ますの底部に150mm程度の泥だめを設けることで、土砂などが下水道へ流出することを防止しています。

選択肢2.

掃除口の口径は、排水管の管径が125mmの場合は75mmとする。

不正解です。

掃除口の口径は、排水管の管径が100mmを超える場合には掃除口の口径を100mm以上とします。

また、排水管の管径が100mm以下の場合には配管と同一管径とします。

選択肢3. 雨水ますの流出管は、流入管よりも管底を20mm程度下げて設置する。

正解です。

滞りなく雨水を流すため、雨水ますの流出管は、管底を流入管よりも20mm程度下げて設置します。

選択肢4. 敷地排水管の直管が長い場合、排水ますは管内径の120倍を超えない範囲に設置する。

正解です。

敷地排水管の直管が長い場合、排水ますは管内径の120倍を超えない範囲に設置する必要があります。

これは排水管の点検・清掃を、効率よく行うためです。

選択肢5. 排水管が45°を超える角度で方向を変える箇所には、掃除口を設置する。

正解です。

排水管が45°を超える角度で方向を変える箇所には、掃除口を設置します。

これは、排水管が曲がっている部分は異物が詰まりやすく、管の劣化に繋がるからです。

まとめ

排水管に設置する掃除口や、排水ますに関する内容では、「雨水ます」とは別で「インバートます（固形物の滞留防止のます）」について問われることもありました。

改めて、それぞれの違いについて確認しておくことをお勧めします。

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