建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第53回(令和5年度(2023年))
問147 (清掃 問147)
問題文
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第53回(令和5年度(2023年)) 問147(清掃 問147) (訂正依頼・報告はこちら)
- 綿布やモップに含ませる水分は、ほこりに対する付着を高める程度で十分で、過剰の水分はむしろ弊害を与える。
- おがくずを用いる方法は、ほこりを付着させる効果が大きい。
- ダストコントロール法は、粘度の低い、乾性の鉱油などを布に含ませ、ほこりを除去する方法である。
- ダストクロス法は、油分による床面への弊害が少ない。
- バキュームクリーニングは、カーペットの織り目に入り込んだほこり・土砂等の除去に用いられる。
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この過去問の解説 (1件)
01
正解は、「ダストコントロール法は、粘度の低い、乾性の鉱油などを布に含ませ、
ほこりを除去する方法である。」です。
この問題は、建築物清掃における「ほこりや汚れの除去方法に関するものです。
実際には、ほこりをしっかり吸着するために粘性の高い鉱油や特殊油を含ませた布を用いるのが一般的で、
乾性油は吸着力に欠け、清掃には適しません。
モップの湿り具合やダストクロスの油分量、バキュームの用途などは、
清掃の品質と効率を左右する実務的なポイントです。
清掃の基礎技術として、各方法の特性や適正な使用法を理解しておくことが、
ビル管理士としての資質に不可欠です。
正しいです。過剰な水分は床材の劣化や乾燥の遅れを招くため、
適度な湿り気での使用が基本です。
学校の廊下清掃で、水を絞ったモップを使うことは、
床材の劣化を防ぎつつ、ほこりを効率的に除去できます。
正しいです。おがくずは微細なほこりの飛散を抑えながら吸着でき、
旧来からの効果的な除じん法です。
木工所や体育館などで、乾いた床におがくずを撒いて掃き掃除をすることで、
ほこりの舞い上がりを防止できます。
不適当です。ダストコントロール法では、粘度の高い粘性油などを使って布やモップに加工し、
ほこりをしっかり吸着させることが記載されています。
粘度の低い乾性鉱油は揮発性が高く、吸着力が不十分です。
オフィスビルの定期清掃では粘性油加工のモップが主流となります。
正しいです。あらかじめ油加工された布を使用する方法であり、
床面にべたつきを残しにくく、安全性や美観の点でも有効です。
商業施設の床清掃で、ダストクロスを使って美観を保ちつつ、滑りやべたつきを防止します。
正しいです。真空吸引によって繊維内部の微細なごみまで取り除くことができ、
特にじゅうたんやラグに適しています。
ホテルの客室などで、カーペットの織り目に入り込んだ砂や髪の毛をバキュームで除去できます。
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