建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第54回(令和6年度(2024年))
問95 (建築物の構造概論 問5)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第54回(令和6年度(2024年)) 問95(建築物の構造概論 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

建築材料とその性質に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • アルミニウムの密度は、鋼の約1/3である。
  • セメントペーストは、水とセメントを練り混ぜたものである。
  • コンクリートは、鉄筋に比べて熱伝導率が低い。
  • 単板積層材(LVL)は、単板を繊維方向を揃(そろ)えて積層した軸材である。
  • 生木の含水率は、30%程度である。

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この過去問の解説 (1件)

01

建築材料とその性質に関しての問題です。

性質を理解した上で管理に活かしていきましょう。

選択肢1. アルミニウムの密度は、鋼の約1/3である。

誤:アルミニウムの密度は、鋼の約3分の1になります。

鉄が7.87に対して、アルミニウムは2.7になっています。

選択肢2. セメントペーストは、水とセメントを練り混ぜたものである。

誤:セメントペーストは、セメントと水を練り混ぜたものです。

そこに砂を加えるとモルタルになります。

選択肢3. コンクリートは、鉄筋に比べて熱伝導率が低い。

誤:鉄筋はコンクリートよりも、熱伝導率が高くなります。

コンクリートが鉄筋よりも熱伝導性が高くなると材料として機能しなくなることは想像しやすいと思います。

選択肢4. 単板積層材(LVL)は、単板を繊維方向を揃(そろ)えて積層した軸材である。

誤:単板積層材(LVL)は、単板を繊維方向にそろえ積層したものです。

漢字の意味通りです。

選択肢5. 生木の含水率は、30%程度である。

正:生木の含水率は、60~150%となります。

木の重量を越える水分を含んでいる場合があるということです。

まとめ

聞いたら納得できるものや漢字の意味通りの内容だと思います。

管理するにはどんな構造をしていてどの材料が用いられているかを理解していなくてはなりません。

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