建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第54回(令和6年度(2024年))
問96 (建築物の構造概論 問6)
問題文
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第54回(令和6年度(2024年)) 問96(建築物の構造概論 問6) (訂正依頼・報告はこちら)
- ポリ塩化ビニルは合成樹脂の一つで、床や内壁の仕上げ材などに使用される。
- 陶磁器質材料は、一般に焼成温度の高いものほど吸水率が高い。
- 左官材料を用いた湿式工法の工期は、一般に乾式工法に比べて長い。
- ブロンズは、銅とすずの合金である。
- グラスウール断熱材の中に湿気が入ると断熱性が著しく低下する。
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この過去問の解説 (1件)
01
仕上げ材料に関する問題です。
各材料の性質が分からなくても、文章からイメージ出来れば正解できると思います。
誤:ポリ塩化ビニルは合成樹脂の1つで、床や内壁の仕上げ材に用いられています。
シートとしても機能性、メンテナンス性に優れています。
正:陶磁器質材料は、焼成温度が高くなると隙間がなくなって吸水性が低くなります。
焼成とは焼き固める工程なので、高温ほど水分を含まなくなります。
誤:左官材料を用いた湿式工法の工期は、乾式工法よりも長くなります。
単純に乾燥させる時間が足されるのでその分長くなります。
誤:ブロンズは主成分としての銅と、すずとの合金で青銅とも呼ばれます。
誤:グラスウール断熱材は湿気で断熱性が著しく低下します。
グラスウールにある隙間が湿気で引っ付いてしまい、断熱機能が失われます。
どの材料がどのように用いられているかは、問題文から理解できると思います。
そこから違和感を感じたものが正解だと思われるのでしっかりと文章を読んで取り組みましょう。
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