建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第54回(令和6年度(2024年))
問108 (給水及び排水の管理 問3)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第54回(令和6年度(2024年)) 問108(給水及び排水の管理 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

給水及び排水の管理に関する用語の組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
  • 水槽照度率 ――― 水槽外照度に対する水槽内照度の割合
  • スカム ――― 排水槽内の浮上物質
  • 金属の不動態化 ――― 酸化被膜の生成
  • 給湯循環ポンプの背圧 ――― ポンプの吐出し側にかかる圧力
  • 異臭味 ――― 藻類や放線菌による産生

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この過去問の解説 (1件)

01

給水及び排水の管理する用語に関する問題です。

普段の生活では耳にしないものばかりですが、ビル管理ではどのようなことを言っているかを理解しましょう。

選択肢1. 水槽照度率 ――― 水槽外照度に対する水槽内照度の割合

誤:水槽照度率は、水槽外照度に対する水槽内照度の割合で表します。

選択肢2. スカム ――― 排水槽内の浮上物質

誤:スカムは、排水槽内の浮上物質を指します。

気泡のような形状をしています。

選択肢3. 金属の不動態化 ――― 酸化被膜の生成

誤:金属の不動態化は、反応性が高い金属でも酸化被膜を生成することにより、反応性が減少することです。

選択肢4. 給湯循環ポンプの背圧 ――― ポンプの吐出し側にかかる圧力

正:給湯循環ポンプの背圧とは、吐出が過大にならないように吐出配管上からかける圧力を言います。

問題文とは逆の作用を及ぼします。

選択肢5. 異臭味 ――― 藻類や放線菌による産生

誤:異臭味とは、藻類や放線菌による産生で起きる現象で、嗅覚障害を引き起こします。

味覚にも影響されるので異臭味と言われています。

まとめ

ビル管理の中で関わる現象に関する用語の問題でした。

聞きなれない用語もありますが、このようなことだなと思えるくらいにはしておきたいものです。

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