建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第54回(令和6年度(2024年))
問114 (給水及び排水の管理 問9)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第54回(令和6年度(2024年)) 問114(給水及び排水の管理 問9) (訂正依頼・報告はこちら)

給水設備機器に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 木製貯水槽は、断熱性に優れているため結露対策が不要である。
  • FRP製貯水槽には、藻類の発生を抑えるため、光の透過率を低くした製品がある。
  • ポンプ直送方式に用いられる加圧ポンプには、水量と圧力の関係に基づき、末端の圧力が一定になるように制御する推定末端圧力一定制御方式がある。
  • 渦巻きポンプは、羽根車を高速回転し、水に向心力を与えて吐出させる。
  • 受水槽から高置水槽へ送水する揚水ポンプの起動・停止は、高置水槽の水位により作動させる。

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この過去問の解説 (1件)

01

給水設備機器に関する問題です。

各機器の特徴を捉えられるようにしていきましょう。

選択肢1. 木製貯水槽は、断熱性に優れているため結露対策が不要である。

誤:木製貯水槽のみでなく貯水槽に用いられている材質は、耐熱性に優れていて結露の心配もないものが用いられています。

選択肢2. FRP製貯水槽には、藻類の発生を抑えるため、光の透過率を低くした製品がある。

誤:FRP製貯水層には、、藻類の発生を抑制するために光の透過率を低くした製品もあります。

選択肢3. ポンプ直送方式に用いられる加圧ポンプには、水量と圧力の関係に基づき、末端の圧力が一定になるように制御する推定末端圧力一定制御方式がある。

誤:ポンプ直送方式に用いられる加圧ポンプは、水量及び圧力で末端の圧力を一定になるように制御できるものがあります

それを推定末端圧力一定制御方式といいます。

選択肢4. 渦巻きポンプは、羽根車を高速回転し、水に向心力を与えて吐出させる。

正:渦巻ポンプは、羽根車を高速回転して水に遠心力を与えて吐出させます。

向心力だとポンプ中心に向かってポンプが壊れます。

選択肢5. 受水槽から高置水槽へ送水する揚水ポンプの起動・停止は、高置水槽の水位により作動させる。

誤:受水槽から高置水槽へ送水する揚水ポンプの起動・停止は高置水槽の水位を見て作動させます。

まとめ

水槽及びその材質や近辺の設備に関する問題でした。

よく読むことで理解できる内容だと思われます。

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