建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第54回(令和6年度(2024年))
問119 (給水及び排水の管理 問14)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第54回(令和6年度(2024年)) 問119(給水及び排水の管理 問14) (訂正依頼・報告はこちら)

給湯に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 銅管において、単式の伸縮管継手を用いる場合、その設置間隔は30m程度である。
  • 中央式給湯設備の末端給湯温度は、ピーク使用時においても55°C以上とする。
  • 壁掛けシャワーの使用温度は、42°C程度である。
  • ガス瞬間湯沸器の能力は一般に号数で表され、1号の加熱能力は1.74kWに相当する。
  • 加熱装置における給湯温度と返湯温度の差は、一般に5°C程度とする。

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この過去問の解説 (1件)

01

給湯に関する問題です。

用いられる各設備の精度を問われています。

選択肢1. 銅管において、単式の伸縮管継手を用いる場合、その設置間隔は30m程度である。

誤:単式の伸縮管継手を用いるときは、設置間隔は20m程度とされています。

選択肢2. 中央式給湯設備の末端給湯温度は、ピーク使用時においても55°C以上とする。

正:中央給湯設備の末端給湯温度は、ピーク時でも55℃以上としています。

レジオネラ属菌が死滅するのが55~60℃とされているためです。

選択肢3. 壁掛けシャワーの使用温度は、42°C程度である。

正:壁掛けシャワーの使用温度は42℃程度とされています。

選択肢4. ガス瞬間湯沸器の能力は一般に号数で表され、1号の加熱能力は1.74kWに相当する。

正:ガス瞬間湯沸し器の能力は一般に号数で表されます。

1号は1lの水を25℃上昇させるのに1.74㎾を要します。

選択肢5. 加熱装置における給湯温度と返湯温度の差は、一般に5°C程度とする。

正:加熱装置における給湯温度と返湯温度の差は、一般に5℃程度となっています。

まとめ

給湯設備の制度に関する問題でした。

1つの基準として覚えておけば、実際の設備を見た時の指標になってきます。

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