建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第54回(令和6年度(2024年))
問118 (給水及び排水の管理 問13)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第54回(令和6年度(2024年)) 問118(給水及び排水の管理 問13) (訂正依頼・報告はこちら)

給湯に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 給湯設備で扱う範囲の水は、ほとんど非圧縮性である。
  • 配管内の水中における気体の溶解度は、水温が上昇すると減少する。
  • 水中に溶存している空気は、配管内の圧力が低いと分離されにくい。
  • 湯をポンプでくみ上げる場合、吸い上げることのできる高さは、温度が高いほど低くなる。
  • 給湯設備で使用する金属材料は、水温が高いほど、腐食速度が速くなる。

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この過去問の解説 (1件)

01

給湯に関する問題です。

給湯設備を扱ううえで、必須の知識になります。

選択肢1. 給湯設備で扱う範囲の水は、ほとんど非圧縮性である。

誤:給湯設備で扱う範囲の水は、ほとんど非圧縮性になります。

 

選択肢2. 配管内の水中における気体の溶解度は、水温が上昇すると減少する。

誤:配管内の水中における気体の溶解度は、水温が上昇すると減少します。

逆に液体個体の溶解度は上昇します。

選択肢3. 水中に溶存している空気は、配管内の圧力が低いと分離されにくい。

正:水中の溶存空気は、配管内の圧力が低いと分離されやすくなります。

圧力を中心に押さえ込む力と考えると分かりやすいかもしれません。

選択肢4. 湯をポンプでくみ上げる場合、吸い上げることのできる高さは、温度が高いほど低くなる。

誤:湯をポンプがくみ上げる場合、吸い上げられる高さは、水温が高くなるほど低くなります。

選択肢5. 給湯設備で使用する金属材料は、水温が高いほど、腐食速度が速くなる。

誤:給湯設備で使用する金属材料は、水温が高くなると腐食が速まります。

水温が高いと酸素が溶け込まれる量が増えるためです。

まとめ

給湯に関しては、給水とは少し異なり運搬方法というよりも温度によっての対応法が多く問われているみたいです。

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