建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第54回(令和6年度(2024年))
問174 (ねずみ、昆虫等の防除 問9)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第54回(令和6年度(2024年)) 問174(ねずみ、昆虫等の防除 問9) (訂正依頼・報告はこちら)

ネズミの生態や防除に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
  • 床が濡(ぬ)れていたり汚れていたりすると、ネズミは粘着トラップにかかりにくい。
  • 殺鼠(そ)剤は、経皮的にネズミの体内に取り込ませることを目的として
  • 室内で圧殺式トラップを設置する場合には、毒餌皿に入れる。
  • 餌を断つことを目的とした食物残滓(さ)管理により、ネズミの防除は達成可能である。
  • ネズミの体の脂と汚れで壁面や配管等に残った黒い跡を、ローチスポットと呼ぶ。

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この過去問の解説 (1件)

01

ネズミの生態や防除に関する問題です。

生態を理解して対策を練りましょう。

選択肢1. 床が濡(ぬ)れていたり汚れていたりすると、ネズミは粘着トラップにかかりにくい。

正:粘着テープの成分が、水分や汚れで薄れて、効果が出にくくなります。

選択肢2. 殺鼠(そ)剤は、経皮的にネズミの体内に取り込ませることを目的として

誤:経皮的な成分を持つものは、現在は使用されていません。

選択肢3. 室内で圧殺式トラップを設置する場合には、毒餌皿に入れる。

誤:防除対策の基本として、「餌なし、道なし、ねぐらなし」というモノがあります。

そのことから毒餌等のモノを使用しないことです。

選択肢4. 餌を断つことを目的とした食物残滓(さ)管理により、ネズミの防除は達成可能である。

誤:食物残さ管理を徹底しても、ネズミの防除達成は難しいです。

選択肢5. ネズミの体の脂と汚れで壁面や配管等に残った黒い跡を、ローチスポットと呼ぶ。

誤:ネズミが生息していた痕跡は、ラットサインといいます。

まとめ

ネズミに関して、種類によっても大きな違いがあり一概に対策すればいいという訳ではないことが分かりました。

それぞれの対策で撃退しましょう。

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