建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第54回(令和6年度(2024年))
問180 (ねずみ、昆虫等の防除 問15)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第54回(令和6年度(2024年)) 問180(ねずみ、昆虫等の防除 問15) (訂正依頼・報告はこちら)

ねずみ・昆虫やその防除に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
  • ノミバエ類とショウジョウバエ類の発生源は同じである。
  • 昆虫成長制御剤(IGR)による羽化阻害効力は、LC50の数値で評価される。
  • ねずみと昆虫では、薬剤抵抗性の発達の原理が異なる。
  • ヒアリ類は、要緊急対処特定外来生物に指定されている。
  • 建築物環境衛生維持管理要領には、IPMの考え方に基づく動物種別の防除法や防除手順が具体的に示されている。

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この過去問の解説 (1件)

01

ねずみ・昆虫やその防除に関する問題です。

生態を理解し、そこから対策のヒントがあるかもしれません。

選択肢1. ノミバエ類とショウジョウバエ類の発生源は同じである。

誤:ノミバエ類とショウジョウバエ類の発生源ですが、腐敗したものとしては共通していますが、前者は動物性で後者は植物性のモノから発生します。

選択肢2. 昆虫成長制御剤(IGR)による羽化阻害効力は、LC50の数値で評価される。

誤:昆虫成長制御剤(IGR)は実験虫の50%は成長抑制が見られるときの濃度でIC50 で表します。

選択肢3. ねずみと昆虫では、薬剤抵抗性の発達の原理が異なる。

誤:ネズミと昆虫といっても、薬剤抵抗性の発達の原理は世代によって薬剤への抵抗値が上がっていくことを指すために同じことを言っています。

選択肢4. ヒアリ類は、要緊急対処特定外来生物に指定されている。

正:ヒアリ類は、要緊急対処特定外来生物に指定されています。

選択肢5. 建築物環境衛生維持管理要領には、IPMの考え方に基づく動物種別の防除法や防除手順が具体的に示されている。

誤:建築物環境衛生維持管理要領には、総合的有害生物管理を取り入れた防除体系を実施することが記してあります。

まとめ

防除に関する規則の内容に関した問題でした。

仕組みを理解して、実行するときに戸惑うことなくできるように心がけましょう。

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