建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第54回(令和6年度(2024年))
問179 (ねずみ、昆虫等の防除 問14)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第54回(令和6年度(2024年)) 問179(ねずみ、昆虫等の防除 問14) (訂正依頼・報告はこちら)

建築物衛生法に基づく特定建築物内のねずみ・昆虫等の防除に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
  • ニューサンスコントロールとは、感染症の媒介を断つための手段として行うねずみ等の防除である。
  • IPMにおける「許容水準」とは、放置すると今後、問題になる可能性がある状況をいう。
  • IPMに基づくねずみ等の防除では、定期的・統一的な薬剤処理を行う。
  • 調査では、被害状況に関する聞き取り調査を重点的に行えばよい。
  • ねずみ等に対する対策を行った場合、有害生物の密度調査などによって、その効果について客観性のある評価を行う。

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この過去問の解説 (1件)

01

建築物衛生法に基づく特定建築物内のねずみ・昆虫の防除に関する問題です。

適切なものを選択するために難易度が上がっていますので、より注意して問題分を読みましょう。

選択肢1. ニューサンスコントロールとは、感染症の媒介を断つための手段として行うねずみ等の防除である。

誤:ニューサンスコントロールとは、不快感を与える生物を人に害を与えない程度にコントローすることを言います。

選択肢2. IPMにおける「許容水準」とは、放置すると今後、問題になる可能性がある状況をいう。

誤:IPMにおける「許容水準」は、環境衛生上良好な状況を言います。

選択肢3. IPMに基づくねずみ等の防除では、定期的・統一的な薬剤処理を行う。

誤:IPMに基づくねずみ等の防除は、有効適切な技術を取り入れ人への害を最小限にすることを目的としています。

選択肢4. 調査では、被害状況に関する聞き取り調査を重点的に行えばよい。

誤:調査では、事前調査、計画の策定、防除の実施、効果判定、事後の措置という風に全体的に見ていかなければなりません。

選択肢5. ねずみ等に対する対策を行った場合、有害生物の密度調査などによって、その効果について客観性のある評価を行う。

正:対策を行い、その効果については客観性のある評価をしないといけません。

まとめ

防除に関しての取り決めについての内容でした。

問題文をじっくりと読み、誤解がないようにしましょう。

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