建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第54回(令和6年度(2024年))
問178 (ねずみ、昆虫等の防除 問13)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第54回(令和6年度(2024年)) 問178(ねずみ、昆虫等の防除 問13) (訂正依頼・報告はこちら)

ねずみ・昆虫等の防除作業の安全管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 建築物衛生法に基づく特定建築物内における、ねずみ・昆虫等の防除では、医薬品又は医薬部外品を使用する。
  • 薬剤の空間噴霧や狭い場所での薬剤散布を行う場合は、N95マスクを着用する。
  • マンホール内等の酸素欠乏や硫化水素発生の恐れがある場所で作業する場合は、酸素欠乏症等防止規則に則(のっと)って行う必要がある。
  • ネズミによるかじり被害を受けた電線は、ネズミの尿や糞(ふん)がかかると燃え出すことがある
  • 屋内でULV処理を行う際、煙感知器が誤作動を起こすことがある。

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この過去問の解説 (1件)

01

ねずみ・昆虫等の防除作業の安全管理に関しての問題です。

防除することも大事ですが、安全活動をおろそかにすると元も子もありません。

選択肢1. 建築物衛生法に基づく特定建築物内における、ねずみ・昆虫等の防除では、医薬品又は医薬部外品を使用する。

正:建築物衛生法に基づく特定建築物における防除は、医薬品又は医薬部外品を使用して行います。

選択肢2. 薬剤の空間噴霧や狭い場所での薬剤散布を行う場合は、N95マスクを着用する。

誤:N95 マスクは呼吸器感染を予防するものなので、薬剤散布時には適しません。

選択肢3. マンホール内等の酸素欠乏や硫化水素発生の恐れがある場所で作業する場合は、酸素欠乏症等防止規則に則(のっと)って行う必要がある。

正:マンホール内等の酸素欠乏や硫化水素発生の恐れがある場所では、換気等の防止規則に則った対策を行います。

選択肢4. ネズミによるかじり被害を受けた電線は、ネズミの尿や糞(ふん)がかかると燃え出すことがある

正:ネズミによるかじり被害を受けた電線は、尿や糞がかかると燃焼する危険性があります。

選択肢5. 屋内でULV処理を行う際、煙感知器が誤作動を起こすことがある。

正:屋内でULV処理を行う際は、霧状に散布するために煙感知器が誤作動するときがあります。

まとめ

どんな作業も安全第一で行うことを前提としていることがよくわかる問題でした。

作業目的だけでなく自身の安全も考えながら作業しないといけません。

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